鎮魂プレイ〜キター・ジャンボリー
5日のエントリで触れた、「80年代後半書いていた歌詞ノートの巻末4ページに渡って、攻略法が詳細に書かれていた某アーケードゲーム」とは、他でもないタイトーの名作「バブルボブル」('86年)である。
80年代後半に生まれたゲームの中でも、キャラのキュートさとストーリーの奥深さ、そして出現アイテムの豊富さで、群を抜いてファンが多い作品で、とにかく当時は「ゲーメスト」片手に様々な分析をするほどはまっていた。それ故に、mixiにあるゲーム関係のコミュニティで唯一これのものに入っていたり、そして4日あてもなくwebを彷徨っていたところ、このゲームの攻略法やアイテムの出方について、詳細に解説した国内外のサイトに巡り合って、懐かしくなってしまったのである。歌詞ノートを引っ張り出して、国内のサイトの方にあった攻略法と見比べてみたら、7割方同じ事が書いてあり、不覚にも笑ってしまった。ちょっとだけ、相反することも書いてあったのだけど。
それ故に、7日夜、私が数時間後のための心の準備を兼ねて、ネクストサンデーで沙世ちゃん達とまったりお話していた頃、そのmixiのコミュにバブルボブルのゲームクリエイターだった、三辻富貴朗氏の訃報が書き込まれていたのは、まさに寝耳に水としか言い様がなかった。数時間後、荒んだ心にとどめを刺すように、偉大な方の訃報を見せられると、余計ずさっとくる。一般的には決して目立つ印象の人ではなかったから、昨年暮れに亡くなった後30日程経過した後のニュースになるのも仕方ないけれど、それにしても悲しい出来事である。
三辻氏はそのmixiのコミュにも頻繁に書き込みに来られていたし、積極的にゲームファンの方をマイミクとして取り込む傍ら、後続ゲームクリエイターを育てるのにも熱心に取り組んでいた。物騒な世相を反映するゲームがはびこるこの時代、キャラの可愛さと、それと好コントラストを成す数々の謎解き的要素で、遊ぶ毎に何か新しい事を教えてくれる彼のゲームこそ、再び必要にされなければいけないものではなかろうか。
そんなわけで、何時以来かはわからないけど、バブルボブルをプレイすることがせめても先生への供養になればと、折角渋谷に行くのだから、センター街に残る大型老舗ゲーセン、渋谷会館まで行ってきた。攻略法は40面目まで書いてたけど、さすがにスキルが落ちたのか、27面目より先に行けなかった。でも、何とかハイスコア上位5位をかすったので、ネームエントリーで「MTJ」とインプットせずにいられなかった。ちなみにこうするとその後の最初のゲームの1面目で、ある奇跡が起こるのだが、その他諸々の謎やアイテムの出る法則と共に、このサイトで詳しく解説されているので、チェックしてみてほしい。こちらの米国発のサイトも負けていず、好分析をしてくれている。
今一度、三辻氏のご冥福をお祈りします。
80年代後半に生まれたゲームの中でも、キャラのキュートさとストーリーの奥深さ、そして出現アイテムの豊富さで、群を抜いてファンが多い作品で、とにかく当時は「ゲーメスト」片手に様々な分析をするほどはまっていた。それ故に、mixiにあるゲーム関係のコミュニティで唯一これのものに入っていたり、そして4日あてもなくwebを彷徨っていたところ、このゲームの攻略法やアイテムの出方について、詳細に解説した国内外のサイトに巡り合って、懐かしくなってしまったのである。歌詞ノートを引っ張り出して、国内のサイトの方にあった攻略法と見比べてみたら、7割方同じ事が書いてあり、不覚にも笑ってしまった。ちょっとだけ、相反することも書いてあったのだけど。
それ故に、7日夜、私が数時間後のための心の準備を兼ねて、ネクストサンデーで沙世ちゃん達とまったりお話していた頃、そのmixiのコミュにバブルボブルのゲームクリエイターだった、三辻富貴朗氏の訃報が書き込まれていたのは、まさに寝耳に水としか言い様がなかった。数時間後、荒んだ心にとどめを刺すように、偉大な方の訃報を見せられると、余計ずさっとくる。一般的には決して目立つ印象の人ではなかったから、昨年暮れに亡くなった後30日程経過した後のニュースになるのも仕方ないけれど、それにしても悲しい出来事である。
三辻氏はそのmixiのコミュにも頻繁に書き込みに来られていたし、積極的にゲームファンの方をマイミクとして取り込む傍ら、後続ゲームクリエイターを育てるのにも熱心に取り組んでいた。物騒な世相を反映するゲームがはびこるこの時代、キャラの可愛さと、それと好コントラストを成す数々の謎解き的要素で、遊ぶ毎に何か新しい事を教えてくれる彼のゲームこそ、再び必要にされなければいけないものではなかろうか。
そんなわけで、何時以来かはわからないけど、バブルボブルをプレイすることがせめても先生への供養になればと、折角渋谷に行くのだから、センター街に残る大型老舗ゲーセン、渋谷会館まで行ってきた。攻略法は40面目まで書いてたけど、さすがにスキルが落ちたのか、27面目より先に行けなかった。でも、何とかハイスコア上位5位をかすったので、ネームエントリーで「MTJ」とインプットせずにいられなかった。ちなみにこうするとその後の最初のゲームの1面目で、ある奇跡が起こるのだが、その他諸々の謎やアイテムの出る法則と共に、このサイトで詳しく解説されているので、チェックしてみてほしい。こちらの米国発のサイトも負けていず、好分析をしてくれている。
今一度、三辻氏のご冥福をお祈りします。
渋谷会館を出た後、意外にも初参加となる恒例の「円盤ジャンボリー」二日目(渋谷O-nest)に行ってきた。今日と明日は、何と全ライヴ・アクトが円ジャン初登場という、意表をつきまくりのイベント。この位の心意気がないと、イベント作りをする甲斐がないのだが、この5年で円盤というブランドが信用を得るに至ったことを見せつけられる、終始刺激的な夕べとなった。
上の階では昨年1年を費やして展開された「円盤カレー道場」の決勝戦と、各種グッズ(貴重な楽器や機材類まで!)のバザーがあり、そのBGMとして、主にエレクトロ系のアクトが演奏。下の階では、いきのいいバンド達がメインステージ・サブステージをフル利用し、矢継ぎ早に繰り出される。とりあえず、2組目のバイナリキッドが、各方面から評判がいいので、観ようと早速下に降りる。なるほど、いきがいいとはこういうことだ。ネオネオ・ニューウェイヴを志向しつつ、氣志團とポリシックスを合わせてハードコアでずぶずぶにしたイメージで次々と繰り出される青春アンセム。学生服姿の中、紅一点はかぶり物にセーラー服(!)だし、途中とんでもないものを客席に投げる等、過激さも忘れていない。こういうバンドがこれから幅広く世に浸透していくのだ。いいものを見せてもらった。
オープニングを務めたOPQも、意表をつく機材を使ったミニマルなエレクトロで、秋福音をかなりダークにした感じでよかった。その後、上の階で先頃のルル網ライヴに出演して頂いたAkane Hosaka嬢のユニット、KAWASHIMA CIRCULATION BUS LINEが演奏し始めたので、チェックしに行く。今回はあの時と打って変わって、改造ターンテーブルを2台使った、更にアブストラクトなエレクトロ・サウンド。VL-TONEで奏でられているとはとても思えないストイックなエレクトロ音と、得体の知れないスクラッチ音で、充分トリップ状態に。終了後、下の階の外でひっそりと貰い手を待っていたタダレコ(7インチ)を、ソウル系を中心に27枚も捕獲したり、出たり入ったりを繰り返していたが、やはりどのアクトもひと味もふた味も違い、刺激的な事この上ない。特に今日唯一の100%ガーリーなアクトと言える沖縄のデュオ、ケイドロックは、キュートな見た目からは創造もできない壊れたパフォーマンスを、あらゆる角度から叩き付ける。かつて夢に見た乙女ローファイの幻想が、一番いい形でやっと目の前に現われたという印象。こういうのを毎週観られたら、まじ本望。
そして、もう一つのルル網ライヴ経験アクトといえば、あのKaseo氏である。今回は例のピカルミン12楽坊をフル稼働させた、ストイックなノイズ大会。途中からハードコア・テクノ並みの高速ビートへと変貌し、ミラーボールまで回転して、円盤にしては異例のアゲアゲ展開になったのが面白かった。まじで後半のヤマというべきステージになり、記念撮影する人が後を絶たず。内心、とんでもなくうれしかった。救われた。
その次、8年前に三上寛との対バンで観て以来(ワッツタワーズでの「踊り」は除くが)ご無沙汰していたジョン(犬)が、なんとガーゼのドラマーと組んだ新ユニット「犬彦」で登場。これも凄すぎた。いつものあのひょうひょうとした歌世界が、ハードコアなビートとしっかり相互作用して、こんなのあり?と度肝を抜きまくり。いやぁ、おなじみのあの曲やあの曲がこんなになるなんて!? その癖して、決して崩れないから大したものだ。ジョンの中の人がしっかり人として完成されたからこそ、可能となった新展開だろう。
ああ、こういう雑種かつ一貫した展開をすることこそ、ルル網の最終形なんだなぁと思い知らされた一夜であった。これでまた一歩、前向きに進んだ。田口さん、どうもありがとうございました。明日はまた渋谷ですが、またちょっと違った体験をしてきます。
上の階では昨年1年を費やして展開された「円盤カレー道場」の決勝戦と、各種グッズ(貴重な楽器や機材類まで!)のバザーがあり、そのBGMとして、主にエレクトロ系のアクトが演奏。下の階では、いきのいいバンド達がメインステージ・サブステージをフル利用し、矢継ぎ早に繰り出される。とりあえず、2組目のバイナリキッドが、各方面から評判がいいので、観ようと早速下に降りる。なるほど、いきがいいとはこういうことだ。ネオネオ・ニューウェイヴを志向しつつ、氣志團とポリシックスを合わせてハードコアでずぶずぶにしたイメージで次々と繰り出される青春アンセム。学生服姿の中、紅一点はかぶり物にセーラー服(!)だし、途中とんでもないものを客席に投げる等、過激さも忘れていない。こういうバンドがこれから幅広く世に浸透していくのだ。いいものを見せてもらった。
オープニングを務めたOPQも、意表をつく機材を使ったミニマルなエレクトロで、秋福音をかなりダークにした感じでよかった。その後、上の階で先頃のルル網ライヴに出演して頂いたAkane Hosaka嬢のユニット、KAWASHIMA CIRCULATION BUS LINEが演奏し始めたので、チェックしに行く。今回はあの時と打って変わって、改造ターンテーブルを2台使った、更にアブストラクトなエレクトロ・サウンド。VL-TONEで奏でられているとはとても思えないストイックなエレクトロ音と、得体の知れないスクラッチ音で、充分トリップ状態に。終了後、下の階の外でひっそりと貰い手を待っていたタダレコ(7インチ)を、ソウル系を中心に27枚も捕獲したり、出たり入ったりを繰り返していたが、やはりどのアクトもひと味もふた味も違い、刺激的な事この上ない。特に今日唯一の100%ガーリーなアクトと言える沖縄のデュオ、ケイドロックは、キュートな見た目からは創造もできない壊れたパフォーマンスを、あらゆる角度から叩き付ける。かつて夢に見た乙女ローファイの幻想が、一番いい形でやっと目の前に現われたという印象。こういうのを毎週観られたら、まじ本望。
そして、もう一つのルル網ライヴ経験アクトといえば、あのKaseo氏である。今回は例のピカルミン12楽坊をフル稼働させた、ストイックなノイズ大会。途中からハードコア・テクノ並みの高速ビートへと変貌し、ミラーボールまで回転して、円盤にしては異例のアゲアゲ展開になったのが面白かった。まじで後半のヤマというべきステージになり、記念撮影する人が後を絶たず。内心、とんでもなくうれしかった。救われた。
その次、8年前に三上寛との対バンで観て以来(ワッツタワーズでの「踊り」は除くが)ご無沙汰していたジョン(犬)が、なんとガーゼのドラマーと組んだ新ユニット「犬彦」で登場。これも凄すぎた。いつものあのひょうひょうとした歌世界が、ハードコアなビートとしっかり相互作用して、こんなのあり?と度肝を抜きまくり。いやぁ、おなじみのあの曲やあの曲がこんなになるなんて!? その癖して、決して崩れないから大したものだ。ジョンの中の人がしっかり人として完成されたからこそ、可能となった新展開だろう。
ああ、こういう雑種かつ一貫した展開をすることこそ、ルル網の最終形なんだなぁと思い知らされた一夜であった。これでまた一歩、前向きに進んだ。田口さん、どうもありがとうございました。明日はまた渋谷ですが、またちょっと違った体験をしてきます。


