凡ラマに続け!

episode 9: ガールズ!! ガールズ!!

遂に7月も今日でおしまい、激動の夏はまだまだ続く! 10月に向けて、わくわく状態を持続させたいところです。さて、今日のモンキーズのエピソード紹介は、そんなわくわく状態に相応しいこの一話! たまには、メンバー以外の登場人物に、リレー形式で妄想語りしてもらいましょう。

原題: The Chaperone
OA:1966-11-7 (米国)/1967-12-22 (日本)
songs:
今日は不利 (This Just Doesn't Seem To Be My Day) "The Monkees"
希望を胸に (Take a Giant Step) "The Monkees"
君はひとりぼっち (You Just May Be The One) "Missing Links Vol. 2"

妄想ストーリー:
ハーイ、私レスリーよ。郊外の高級住宅地に住む女の子。近頃、ちょっと小さめのイケメンの男の子が、テレビ視聴率調査員とか雑誌セールスマンとか、ある日はおしゃべりな別の子と一緒に核シェルターの偵察員とか言ってしょっちゅう家に来るの。その男の子が、モンキーズのデイビーっていうのね。どうやら私に恋狂いしちゃってるらしいの。でも、私のお父さん、軍隊出身だけあって凄い厳しい人で、家の中でも軍人めいたルールで私を縛るの。ある日、親友のシンシアが、モンキーズの皆に吹き込んだらしいの。私がパーティに行くには、参加者皆保護者同伴じゃなきゃダメだって。そこでモンキーズ、私を誘えるようにちゃんとしたパーティの準備を始めたというわけ。でも、彼らの保護者はどうするんだろ?
* * * * *

こんちには。モンキーズの連中から散々悪者扱いされている大家のバビットだよ。ある日連中のとこを偵察しに行ったら、たまたまお目付役必修パーティの話をしていて、私が危うくその役を仰せつかることになりかけた。どうして難を逃れたからと言うと、私が真っ先に金を計算し始めたからさ! おっと、誰か来たみたいだから、そいつに代わるよ。
* * * * *

はじめまして、rのつく月の第二火曜日担当の掃除のおばさんよ。坊や達がお目付役パーティの話をしてたから、ちょっと興味を持って、いろいろと「今風」の楽しみ方を教わったりしてたわけ。いざ始めようという時に、突然倒れちゃって........
* * * * *

またレスリーだよ。パーティ本番の日、約束通りお父さんとシンシアと一緒にやって来たのはいいけれど、ドアを開けるなり父さん「保護者はどこだ」だって。気味悪いよね。そこに、2階から妖艶なおばさん....いや、お姉さん? よく見たら、核シェルター偵察員の人にちょっと似てるわね。マイクからアーケイディアン夫人と紹介されたその人に、お父さんったらいきなりメロメロ! その間、パーティにはターザンとか、洗剤のCMに出てるMr. クリーンとかも現れて、かなりの無秩序状態。そんな中、やっとデイビーと親密な時間を過ごせたのはいいけど、ついついアーケイディアン夫人の正体が口をついて出ちゃって、それをお父さんに聞かれちゃった! ピンチ!
* * * * *

レスリーの父だ。せっかくいかした女だと思ったのに、あのチビ、よくもだましやがって! あきれたやつだ。パーティはおしまい! 整列! 退散! 怒りをぶつける前に、奴にプロポーズしてちょっとのぼせさせてやったよ。でも、そんなに娘とデートしたかったんなら、最初からそう言えよ! わしゃそんな物解りの悪い男じゃないんだよ本当は.....
* * * * *

そんなわけで、最後には掃除のおばさんも生き返って、アーケイディアン夫人にちょっと気があった大家さんもあきれ顔で諦めて、お父さんも改心して、ハッピーエンド。でもどうやら、ピーターだけそうはいかなかったみたいね!

あれとかこれとか:
デイビーの恋狂いを話の中心に据えながら、典型的アメリカン・ラヴ・コメディのスタイルを採用した(どっかの謎の国家のプリンセスとか、幽霊騒ぎなどは登場しない)初めての作品。軍人出身の厳格なお父さんを登場させるあたり、若者文化に大いに暗い影を落としたベトナム戦争の現実を、過去の戦争を引用して逆説的に皮肉ったという感じもします(後のエピソードでも第二次世界大戦を皮肉ったくだりが登場しますが.....)。しかし、デイビーが恋狂いのあまりストーカーともとられない行為をしまくっているのも、純潔な恋愛を貫く(少なくともドラマ内では)彼にしては異色で、今となっては考えものですが.....豪勢なパーティ準備シーンをRomp化した「今日は不利」には、2階から滑り降りてきたミッキーが不意にマイクの作ったケーキに顔をうずめるという、ファースト・シーズンのオープニングでおなじみのシーンが出てきます(もっとも、日本放映版のオープニングは、全てセカンド・シーズンのものに統一されていたのですが)。
一方後半では何と言っても、シリーズ中メンバー以外のキャラを演じることが他の3人より遥かに多かった(声のみも含む)ミッキーの女装が最大の見物。ある意味、終盤のエピソードで女装を披露したデイビーやマイクよりもさまになっているのでは? あまりに傑作なので後に3回、サンプリング的に引用されました。そして、遂に他の番組からもろサンプリング使用という大胆な試み! 古い映画のシーンをアクセントとしてサンプリングしたことは何度もありますが、「ターザン」は当時現役放映中だった番組であり(同じNBC系列で)、何でもありの無謀さの一環を垣間見ることができます。エンディングで演奏される「君はひとりぼっち」は、後に『ヘッドクォーターズ』に収録されたものとは別の初期ヴァージョン。なお、このエピソードもVAPのビデオ化の際には割愛されていました(原因は多分エンディングの広告の件)。

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episode 8: ペットはダメよ!

前説なし。8話目、行きます。

原題: Don't Look A Gift Horse In The Mouth
OA:1966-10-31 (米国)/1967-11-24 (日本)
songs:
パパ・ジーンズ・ブルース (Papa Gene's Blues) "The Monkees"
オール・ザ・キングス・ホーシズ (All The King's Horses) "Missing Links Vol. 2"

妄想ストーリー:
ピーターだっす。折角自慢の逸品料理作ったのに、マイクったらまたバカにしてくれるし、ミッキーはそれ飲んで錯乱しちゃって、変な叫び声を上げる始末さ。それ聞いて、大家のバビットさんが、血相変えて飛び込んできた。「犬を飼ってるだろ。ここはペット禁止だ!」って。そんなの承知だけどさ。そんな中、デイビーが馬を連れて海岸から戻ってきたから、余計困ったことになっちゃった。何でも、突然坊やが馬を連れて現れて、「お兄ちゃんちょっと面倒見ててくんない?」と言ったきり、消えちゃったらしいんだ。
何とかしないと、大家さんがまた飛んできたら困るぞ。でもこの馬、馬力ありすぎてなかなか言うこと聞いてくれない。そこでさっきの自慢料理、イモスープを飲ませることにした。そしたら卒倒しちゃった。マイクが大慌てで獣医さんに電話したけど、まともに取り合ってくれない。それでも、何とか連れてきて、診てもらうことにした。そんな時、けたたましいノックが! きっと大家さんだ。早くカムフラージュしなきゃ!
マイクが出てみたら、その主は隣のおばさん。でも、折角差し入れしてくれたケーキを、隠れていた馬が出てきて食っちゃった! それを見て、おばさんが卒倒。獣医さんの「面倒みますよ」の一言に、また卒倒。大パニックの中、遂にやって来た大家さんを煙にまいて、一件落着。
戻ってきた坊やにデイビーが話を聞いてみると、飼育費が払えないので馬を売り払おうとしているらしいって。それなら、モンキーズが力になるしかないってことで、4人揃って彼のお父さんの農場に向かったわけ。でも、慣れない農業は大変。殆どまともに働かないうちにクビだって! そこに、隣の農場のおじさんがやってきて、「俺の馬の方が上等だ」って。なら、決闘しかない! 飼育費100ドルを賭けて、海辺で競争だ。騎手はもちろんデイビー。終わりよければ全てよし! 見事100ドルせしめて、無事馬は売られずに済んだわけさ。ところが、ホッとするのも束の間。海岸に新しい敵が.....

あれとかこれとか:
66年5月本格的にスタートしたTVショウ撮影で、まず最初に撮られたエピソードがこの作品。そのおかげか、25分いっぱいに密度の濃い物語が展開されていて、個人的にはファースト・シーズン最高傑作と呼べる出来になっています。2話後に放映されるパイロット・エピソードの失敗を取り返そうと奮闘したスタッフの苦労ぶりが伺えますね。余程自信があったのか、先に放映された「アルバイトにアタック!」と「グッドバイ・デイビー」の一部に、このエピソード用に撮られたシーンをさりげなく紛れ込ませたりしています。
前半は各メンバーのキャラクターを活かしつつ、個性的客演陣の迷演(?)も交えて、10分ちょっとの間、慌ただしくも手際よく展開していきます。特に獣医のマン先生と隣のおばさん、パーディ夫人は、ここだけの登場というのが惜しすぎ。前者を演じるジェリー・コローナは、40年代から個性派コメディアンとして人気を博していた人物で、アルバムもリリースしています。
実際に農場を借りて大掛かりなロケを行なった中盤を経て、海岸でのレースが見物の終盤へと、後半の展開は前半と対照的に実に心温まるもので、騎手志望だったデイビーの本領が発揮されまくります。ミッキーの「豚コール」のシーンも印象的ですが、ここにバビットが飛び込んでくる場面を挟むあたりが、モンキーズ的バカバカしさの真骨頂。馬を駈けるシーンということで、未発表曲「オール・ザ・キングス・ホーシズ」が再び起用されています。そして、「新たな波乱の予感」というエンディングは、シリーズ全体を通して定番の手法となっていくのです。この場合は、別の坊やがラクダを連れて登場というものでした。
なお、日本語吹替版でこの話だけ通貨が「ドル」のままになっているのには理由があるのでしょうか? (VAPのビデオ化で漏れた18話については未確認ですが) 案外、この回も制作スタッフが別なのかもしれませんね。
そして、ピーターの逸品料理「焼酎入りイモスープ」は、原語版では"Cream of root beer"。ルートビアをクリーム煮にしたもの? 確かにまずそう。60年代の日本では、そんなにポピュラーな飲み物ではなかったんでしょう。

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episode 7: 若さでスタート

暑い自部屋で真夜中寝付けなくなるのには慣れっこだが、流石に涼しい漫画喫茶で4時間、覚醒以外殆ど何もしていないと、それだけで気力が吸い取られるものなんですね。2日たった今でさえ完全に抜けきっていません。さぁライヴ行くぞ!って気持ちがあると、自然に奮い立つのが不思議ですが。慣れない家事とかやってると余計身に染みます。夏から逃げる術って皆無ですねほんと。誰か一緒にプール行きましょうよ。
ちなみにこの長い生涯中で自分の寝室に冷房があったのはわずかの間、しかも小学生末期〜中学生の頃だったりします。それは間違ってたな、今考えてみると。

さて、こういう流れの時は必然的にモンキーズ語りに熱が入ります。今日は上手くいくでしょうか。手元に吹替版映像がないエピソードは初めてということで.....

原題: Monkees In a Ghost Town
OA:1966-10-24 (米国)/1967-10-6 (日本)
songs:
明日の太陽 (Tomorrow's Gonna Be Another Day) "The Monkees"
パパ・ジーンズ・ブルース (Papa Gene's Blues) "The Monkees"

妄想ストーリー:
やぁ、マイクだよ。次の仕事場に向けて車を走らせていたら、何だか変な場所に来ちゃったみたいだ。ミッキーのやつ、全然見当違いなとこに誘導してくれたよな。しかも、この砂漠みたいなとこで突然ガス欠ときたよ。どうなっちゃってんだよ〜! 仕方なく、二手に分かれてGS(グループ・サウンズじゃないよ)でも探すか。
こんな誰もいないような所に突然トライアングルのでかい音が響いたせいで、僕とデイビー、おっかなそうな二人組に見つかっちゃった。何もしてないのに、檻の中にぶちこまれちゃった。どうやらこの二人、お尋ね者の悪党らしいぞ。そうこうしているうちに、この二人のボスであるビッグ・マンとその相方がやって来た。でも、よく見たらミッキーとピーターだ。どうやら会話を盗み聞きして、僕たちがいることに気付いて助けにきたみたい。でも即見破られて、4人揃って檻の中。さぁ、どうする? いろいろ妄想しているうちに、ミッキーがこの狭い檻の中で野球をしようという無謀なアイディアを思いついたんだ。バットに見立てたスコップで穴を掘って、そこから脱出。掘る音をカムフラージュするために「パパ・ジーンズ・ブルース」を歌いながら。しかし、出てみたらなんとそこは隣の檻だった! 大ピンチ! そこに颯爽と本物のビッグ・マン登場....えっ? 女の人? 引退したビッグ・マンの奥さんだって。話を聞いてみたら、彼女、昔一世を風靡したアイドルだったらしいよ。ならば、歌わせ作戦を敢行だ! 僕がピアノで伴奏して、彼女の熱唱に悪党達はうっとり。その間に、デイビーは通報を試みるけど、上手くいかない。上手くいくまで歌わせるぞ! いつの間に悪党達も「モンキーズのテーマ」をノリノリで歌ってる。今だ、ピアノを自動演奏モードにして、武器を奪って脱走だ! 一瞬絶体絶命のピンチも、銃が自爆したおかげで何とかしのぎ、悪党共は逮捕された。でも、折角お手柄で賞金もらったのに、駐車違反とかで罰金とられてプラマイゼロ。芸能界はきびしいところ! 次の巡業先へレッツゴー!

あれとかこれとか:
記念すべき日本での第一回放映作品となったのがこのエピソード。ファースト・シーズン32話の内、米国放映から1年以内に日本で放映されたたった3話の内のひとつでもあります。理由はよく解らないのですが、日本で当時受けていたアメリカTV映画の典型である西部劇の要素が入っていたり、冒頭から「ツアー中のグループ」というイメージを打ち出しているあたり、モンキーズ像を視聴者に固定させるには最適だと思われたのかもしれません。ただ、各メンバーのキャラクターを的確に映し出しているエピソードとは思えないのですが.....
当エピソードは、92年にVAPからビデオ・リリースされた際、漏れた18話の内最初のものでもあります。現存する映像資料から判断すると、この時のビデオ化から特定のエピソードが漏れた最大の理由は、恐らくこれらのエピソードの現存プリントのエンディング・クレジットに、当時スポンサーだったシリアル会社の広告が露骨に入っていたためと思われます(勿論理由がそれだけでないのは、9話後に明らかになるはず)。日本放映(再放映も含めて)の際には、これらのエンディング・クレジット(及び、「テーマ」に続く最初のCMブレイクの後に入る脚本家・監督クレジット)は全く無視されており、VAP側のなるべく完璧な形での復刻を目指すというポリシーは買えるものの、「大人の事情」で何ともし難い部分があったとなれば仕方ありません。もっとも、現在のCGリマスター・テクノロジーを使えば、これらの広告は簡単に除去できると思われますが......
ストーリー的には相変わらず訳の解らない部分もあるのですが、ビッグ・ウーマン登場後のテンポの早い展開は見応えあり。それにしても、日本語吹替版では、ボブ・ディランをネタにしたギャグ(「奴なら歌を書いて問題を解決してくれるよ」)はどう処理されていたのか気になります。ちなみにディラン、この翌年にここでの悪党の決め台詞と同じタイトルの曲"You Ain't Goin' Nowhere"を発表していますが、わざとだったのでしょうか?

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episode 6: グッドバイ・デイビー!

12日ぶりに再開となる「ザ・モンキーズ」エピソード・ガイド。6回目にして早くもグループ分裂の危機!?

原題: Success Story
OA:1966-10-17 (米国)/1967-12-8 (日本)
songs:
自由になりたい (I Wanna Be Free) "The Monkees"
スイート・ヤング・シング (Sweet Young Thing) "The Monkees"

妄想ストーリー:
こんにちは。グループの世話役、Mr.シュナイダーですよ。一応人間ではなくて人形ということになっているんだけど、私の「中の人」は実はとても偉いんだ。だから、内心モンキーズの連中に粗末に扱われるとムッとするんだよね。今回のエピソードでは、初めて台詞を喋ったり、ミッキーに脅されてポケット・マネーをひねり出したりと、意外と活躍しているから見逃さないでほしいな。
それはともかく、いきなり英国に住んでいるデイビーのおじいちゃんから電報が来て、今度会いに行くからよろしくなだって。デイビーはとんでもなく動揺してる。というのも、彼は大スターになって裕福な暮らしをしていると、ウソの手紙を出したらしいからなんだ。ウソつくのはよくないことです! おじいちゃんは本当に裕福な上かなり厳格らしいし、他の三人は当然困ったなぁって顔をしている。私ゃ何もしてあげられないからねー! そこで彼ら、知恵を絞って「裕福っぽく見せる」って作戦に出たんだよ。
マイクはイタリア料理店のシェフから、ピーターはアイスクリーム売りのおじさんから、ミッキーは電報屋さんからそれぞれ服を失敬し、しかもロールス・ロイスまで「借り」て、一応仮準備完了。おじいちゃんを迎えに行った空港では、マイクとピーターがそれぞれ「サクラ」に扮してサインをねだったり、写真を撮ったり。それに乗せられた中年のおばさんがちゃっかりサインをねだるというおまけまでついたんだよ。もっともデイビー、すぐに気付かなかったみたいだけどね。
夕食の席では、シェフに扮したマイクとピーター、何とかおじいちゃんの分の料理はせしめられたけど、デイビーにはゴムやプラスチックのダミーを盛ってみたり。もう、あと一人分位だったらお金出してあげたのにさ。しかし、この厳かな夜に、いきなり変なお姉さんが「ホットドッグ貸して!」(!?)なんて乱入してきて、挙げ句の果てに3人に服や車を奪われたおじさん達も次々とやってきた! さぁ、モンキーズ、ピンチ!
結局、おじいちゃんが詰め寄られて、嘘がモロバレ。デイビーは英国に強制送還ということになってしまう。ああ、こっちまで涙出てきちゃうよ。
翌朝、彼を送り出した3人は、このままじゃいけないと空港へ逆襲に向かう! おじいちゃんを飛行機に乗せないぞと大ドタバタを展開した挙げ句、彼らの友情に負けて、「これなら安心して孫を預けられる」と、強制送還撤回を決意。空いた席には、何とデイビーにサインをねだったおばさんが座ることになった。いつのまにできていたのだ? でも、おかげで英国でのショウ放映開始も決まって、めでたしめでたし。

あれとかこれとか:
シチュエーションに無理がありまくるとはいえ、初めて現実的な人情味を取り入れたプロットで、モンキーズの「友情」の部分を的確に描いてみせた一作。ノックアウト薬で敵を懲らしめたり、ニトログリセリンを屋外に投げるなどといった行為よりも遥かに日常的な凶悪行為「嘘をつく」がもたらす波紋を、ここまではちゃめちゃに、しかもお涙ちょうだい的展開で描くところも、またモンキーズの醍醐味。「中学生日記」よりも遥かに情緒教育に訴えるものがあります(!?)。それにしても、裕福に見せるためにここまで無茶をしてしまうモンキーズが、7作後のエピソードでは豪華絢爛な衣装チェンジを披露した挙げ句、「(この直後流れるCMの)スポンサーが衣装代を出してくれるから」という痛快な内輪ネタをやることになってしまうわけで、現実世界でのブレイクがTVショウ制作陣にもたらした影響もかなりのものですよね。ちなみに今作の撮影は、TVショウの放映開始直前となる66年8月末に行なわれており、知名度的に全く未知数の状態だった故、飛行場を借り切っての豪勢なロケをするという冒険も可能だったのでしょう。
日本語吹替版では、珍しくデイビー以外のメンバーの一人称が「俺」になっていて(これ以外のエピソードでは、数作だけミッキーが「俺」なのが確認されている)、裕福なおじいさんとのコントラストを出すためとは思われますが、やはり違和感が。吹き替えの調子も前後のエピソードとちょっと違うので、制作スタッフの顔ぶれが別だったという可能性も。しかし、米国で67年5月29日に再放映された際、「自由になりたい」と入れ替えられた「灰色の影」が、日本語吹替版でも使われていて、抜群の効果をもたらしています。シングル・カットされなかったこの曲の人気には、この再放映版での使用がかなり貢献しているのでは? ラストのインタビューで明らかにされた英国でのショウ放映ですが、実際スタートしたのは66年12月31日でした。ファースト・シーズンの再放映も含めて、米国から約2ヶ月遅れのスケジュールで放映が行なわれていたようです(例外は米国に2日先がけてオンエアされた「メリー・クリスマス」。あと、末期のエピソードで英国では放映されなかったものもあります)。そういえば、後半の空港で切符売りに扮したミッキーが訳の解らないことを早口でまくしたてるシーン(ちゃっかり行き先に「Clarksville」の文字が)は、「マジカル・ミステリー・ツアー」の軍曹が出てくるシーンにもろ影響を与えてるという気も。67年2月の英国行きでは、ミッキーとポールの歴史的対面もありましたし.....

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魔性の女

ついに堕ちた。今日も選択肢が3つ程あって、内一つのために出かけるつもりではあったのだが、夕方の雷雨に負ける以前に、自分から気力が抜けていた。
その理由。昨日想定外の罠にはまってしまい、終わってみたら朝帰り。池袋から始発電車に乗ってた頃は決してこんなことなかったのに(9年前にたった一度、高円寺某所からの帰りに山手線が事故で止まり、終電に乗れなかったことがあったが....こういう時は大抵終電ずらしてくれるはずだから、別の理由もきっとあったはずだけど)。昨日が平日より終電が早い土曜であることを一時的に忘れた自分もアレだけど、東上線も意地悪ですな。少なくとも、適切な電車に乗るまで、複数の駅で最低20分は待って、結局最後に乗った電車は不適切だったと。いずれにせよ、阿....いや違った、高円寺界隈にいる時は、土日は11時が限界ということで、教訓得ました。まぁ、実を言うと昨日のライヴは最後のバンド、観てないんだけど(ほら割れた=謎)。

某駅近くのネットカフェはよく解らん理由で入場拒否してくれたので、別のマンガ喫茶に入ったのだが、がらの悪いお客さんがすぐ近くにいて落ち着けず、ブログの下書きさえできず、こういう時に限ってケータイの電池も切れるし、仕方なく黙々と週刊現代、週刊ポスト、アサヒ芸能を読みまくってました。物騒な事件やスキャンダルに関する細かいことは、この辺の雑誌から仕入れるのが我が伝統ですから。返品処理の仕事してた13年前以来、ですけど(あの頃、休憩時間の使い道はそれ位。週刊誌専門だったからね)。モナ(notレコード)事件の深層、よく解る。ステイタスが全くない自分だって、一度はまるとやめられなくなる媚薬の在処位は認知してるし。そんなわけで冒頭に(以下略.....ぉぃぉぃ) 1ヶ月後はよろしくね! (謎)
ちなみに、某女子アナのスレは見てませんよー(謎)
昨日行ったライヴ。
◆中央線ラプソディー Vol.3@UFO Club (高円寺)
日本のアンダーグラウンドの殿堂UFOクラブには、意外にも昨日初めて見参。例によって高円寺のあそことあそこに寄ってから、環七をぼちぼち歩き、ハコのある交差点付近に辿り着いて、しばらく散歩でもしようと中野方面に歩き始めたら、前を賑やかな乙女達3名が。もしやと思って顔を確かめたら、やっぱり! わくわくガールズの面々だ。と言っても、後述する理由により、即座に認識できず、それでもその時着てたプリンスTシャツに突っ込まれて、ちょっといい気分。
2月の吉祥寺シルバーエレファントでのイベントは、浅井愛さんのリサイタルとクラッシュしたため欠席(と言いつつ、営業のため終演後駆けつけてしまった!)したので、昨年10月の円盤ライヴ以来となるわくわく体験。その間、雑誌でセクシー入浴写真(ぉぃぉぃ!)披露などに加え、いくつかの劇的変化があった。
「女優」三ッ峰ひかり嬢(前回円盤で開演前に聞かせてくれた笛は、忘れられません!)が、現在産休中で、しばらく東京から離れるとのこと。実はその直前に新メンバーとして加入したのが、これまた舞台女優としても活躍する小笠原結さん。その3人の中に彼女もいて、初顔合わせではあったが、充分わくわくイメージに入り込んでるという印象。眼鏡っ娘で知的イメージがありつつ、あまり小柄ではないというところにも萌える。銀行員からデザイナーへととらばーゆ(笑)した幸ちゃんは、充分芸術家っぽい顔に変貌していた。実は銀行員の制服に萌える(爆)自分ではあるが、このイメージ・チェンジが余計中央線っぽいイメージを高めてるのでは? そして加奈子さんは、当日○○歳の誕生日を迎えたところ。それなのに、ガールズっぽさはまだまだ健在。
本番が始まると、美容室の仕事を終えた真由美嬢も加わり、いつもと違う男性メンバーのギターも入って、ちょっと違うイメージに戸惑いつつも、のっけからエンジン全開。ひかり嬢のキーボードがないと、音圧的に薄くなるのは仕方ないが(あと必殺曲「五月病」は絶対できない)、その分ほのぼの感が増して、円盤やモナレコとは違うハコっぽさにしっかり溶け込んでいた。客席に乱入するダンス曲はあったし、ラストではお約束の真由美嬢のぶっ壊れもあり(しかも、その直後すぐ見事に律儀なお嬢様に戻ってたから凄い....実はちょっと営業トークをしたのだが、まだ社外秘)、満足のステージであった。
その後登場したのが、昨年夏以来となる三輪二郎といまから山のぼり。実は、次回の寿町ライヴを最後に、ベースとドラムがメンバー・チェンジとのことで、轟渚さんのベースを抱える姿を観られるチャンスもしばらくなさそう。あまり歌には参加せず、黙々とクールにベースを奏で続ける姿、やっぱりはまってます。みどりさんとのセッションの時とかにも、積極的に弾いてほしいし、前のジョーと渚のライヴでの器用さも印象に残ってるから、まだまだ冒険はできそう。今日は夕映えライヴ行けなかったけど、来月はよろしくです!
もう一組、こどものこどもというバンドも、前どっかで観たような気がしないでもないのだが、男性2人がギター、他のパートが女性3人という編成で、下北系ほど洗練されてはいないけど、我が道を行く系ポップ・サウンドは、高円寺のビートルズと言ってもいいかもしれない「我々」の系統に属する音。こういうのが中央線サウンドの王道なんだなぁと改めて思った。でも、荻窪や国分寺ではない、高円寺そのものの音なんだなぁ。こういうのもパンクもジャズも子供系も何でもあり、やはり「日本のインド」な猥雑感は不滅である。まぁ、わくわくはやっぱり吉祥寺系ということで。阿佐ヶ谷系? 東川さんに訊いてみて! (謎)

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魔女っ子メグちゃん

はいはい、自演乙って書かれるよりはまだましです。寧ろ今更それ持ち出す方が自分としても異議あり(謎)

昨日は色々とそそる催し物があったが、おかげ様で本年度最も神懸かり的なライヴを観ることができた。モナレコにて行なわれた「歌謡曲番外地」のイベント。24日もタイフーンが出るので一瞬同所に行きかけたが、鰻を頂いた上体力温存しといてよかった。
ライヴに関してはもっと本気なお客さんに譲って、自分はDJのプレイ状況も気になるので普段はあまり座らない最後尾の席に陣取ったのだが(座敷席となると、これから観に行くアクトが出る時を除くと、恐らく座らないだろう.....)、よかったのか悪かったのか。DJブースに辿り着くのが不可能な程の盛況で、特に70年代以降の曲で気になるのがいくつかあったが、殆どチェック出来ずじまい(それにしても大場久美子の「ミルキー・ウェイ」は人気あるなぁ。ルフランのトークイベントの時もゲイリーさんが流していたし)。途中からなじみの顔も交わってきて、慌ただしい中も久々にいい雰囲気。
オープニングの田淵純は、過去3回黒沢さん絡みのイベントで観ていたが、今日はそうではないということで、本領発揮のムード・ナンバー中心の選曲。行店長には「小山田圭吾のお父さんの代わりにマヒナに入ったということで、正真正銘のポスト渋谷系(笑)」と突っ込まれていたが、あながち外れでもなさそう。むしろ円山町系と言ったところか。
神懸かり的な体験は、その次にやって来た。何と36年もの沈黙を破って登場の、フラワー・メグ。
当時からプロデュースを手がけていた池野成秋氏を従えてステージに現れた彼女、まじで若い......変わっていないどころか、殆ど少女のまま。若い頃行なってきたことに間違いはないと自負する成果がこれだとしたら、我々は皆彼女を見習わねばならない。
彼女のレパートリーは昭和歌謡の王道というよりも、活動のアンダーグラウンド性が適度に反映された、かなりとんがったものが目立っているが、それ故にシンプルなスタイルで歌唱されても全く違和感がない。レコーディングはスッポンポンで行なわれたという伝説のシングル「ベッドにばかりいるの」も、年輪が加わりつつフレッシュな歌声で、更に説得力倍増。歌の合間には自らの人生を第三者の立場から語った語りが挟まれ、若い頃の写真が投影されてドラマ性を高める。とりわけ、彼女が踊り子として出演していた60年代末の前衛クラブ、スペース・カプセルの全容が再現されたのには鳥肌が立った。ああ、何と幸運な時代だったのだろう。そして、一曲では観客との絡み、しかも4人もという大サービス。昨今の歌姫には絶対出来ない芸当。この時ばかりはもっと前に行くべきだったと思った。
カヴァー中心ということで入手をためらっていた唯一のアルバムも、これを機に購入。サインもらっちゃいました。
ささやき・ためいき・もだえ+4ささやき・ためいき・もだえ+4
(2003/01/22)
フラワー・メグ

商品詳細を見る

高護氏と信藤三雄氏によるアゲアゲのDJ(最後はちゃっかり自身の代表曲で締め)の後、高浪敬太郎氏の新ユニット、arcorhymeが、サリー久保田氏を伴って登場。これに関しては、和モノ・ムーヴメントのオリジネイターがこうでいいのかと.....明らかに急造の打ち込みトラックと、本質からほど遠い(萌え系?)ヴォーカルで、歌謡曲やネオGSの名曲って無理があるような。確かに、昨今のテクノ系アイドルポップや「職人系」音楽にあるヘッド・ミュージック的概念(まぁ、その根源がレディメイド初期のピチカートにあるという事実は仕方ないわな)を破壊したいという意気込みは感じるのだけど、それと昭和歌謡の本質は別物だと思うし。ピンキーがいなくてよかった(爆)。
つーか、難しい話は抜きにしても、ヴォーカルのコは浴衣で登場したのだが、21日の日記に書いたことの一部分は、まさしくこれを予見していたと。改めて、歌謡復興ムーヴメントに際して自分がやるべきことを、今後チャンスがあれば積極的にやっていかねばと思わされた。

全体的に見れば、折角高氏がいらっしゃるのだから、「歌謡曲番外地」全体に関してもっと突っ込んだトークとか聞かせてほしかった。今ヤフオク等でこの手の一部レコードの価値が異常に高騰している事実とか、その辺まで含めて。それに、このイベントが7月25日に行なわれた理由には、絶対アレ(ヘッド・ミュージックのある意味極致?)も含まれてるはずだから、せめて曲を流す位はしてほしかったものであるが......まぁ、いろいろ書いても、結局突っ込まれたら自分にプラスにならないし、そういうわけで冒頭へと繋がります。
さあ、気を取り直して高円寺へ。時間的にいい感じならばひとつ先(謎)にも寄ってくるか。あと1ヶ月行けないとなると欠乏症が......

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ロックは恋人

明日からまた重要なライヴ行きが続くので(いずれの日も2ヶ所以上行きたいのが重なってるのですが、7月の段階でそんなじゃ後が怖いよ......)、今日も中弛みを抑えつつ、鰻を頂いてじっくり体力回復。いろいろ言われているけれど、頂ける内に頂く、それが最も重要。
10/6営業の鍵となるビラも両面とも基本的なレイアウトを終えて、後は文字情報を流し込むのみ。来月は営業を最優先できるよう、早めに結論を出したいと思います。来月確実にNSに顔を出せる日となると「あの日」だけだなぁ.....あとの予定は、具体的に伏せたい気持ちがあるので書かないどく。

どうせなんで幾つか動画を貼っておきます。現在のレイアウトだと、直にembedしても問題なしということを、過去一度だけ直貼りしたエントリーを見て確認しましたが、その主であるViking(現Aufidena)たん、公式アカウント廃止していて当該ビデオが既に消されてました......V**ky嬢も自らの演奏ビデオを全てプライベートモードにしちゃったし。「萌」という字の意味を深読みされちゃったかな。気を取り直して。

10/6出演が既に決定している大口沙世さんの先日のライヴより。丸芽エディット。


これから確実に何かありそうな、秋福音の先日のライヴより。


今更ですが、労作。

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だるいので中休み&告知

ずーっと動きっぱなしだったのでさらにだるさが倍増してますが、ライヴ行かなきゃ行かないで禁断症状が疼き始め、その一方で気になる新譜情報と大サービスに挟まれてついつい未来購入プランをぽちっと.....
特にマイナーレーベル系のサイケやリコーダーの輸入盤には悩まされますが、一度キャンセルしたところで忘れた頃に入荷したりするケースもあるので、くれぐれも悪循環に陥らないよう気をつけないと。
まずはとにかく、10/6に向けて円滑にプランを進めたいのですが、まだまだ結論は遠そう。今までのケースでは決して考えられなかったことですが、プランが膨張する恐れがあって、怖いです。一方的に結論を出してしまえば勝ちだろうけど、それで誰かを泣かせたくないし。相手はデリケートな歌姫達ですからね。

さて、現在当ブログで展開中の「ザ・モンキーズ」TVショウ検証企画ですが、そのきっかけを与えてくれることになった記事を含む同人誌が、来る8月15日〜17日開催される例のイベントで発売されます。詳細はこちらをご参照下さい。
このブログほど突っ込んで検証する余裕は、スペースの関係上とてもなかったのですが、全58エピソードに関してわずかではあるものの、時代背景を絡めた一言解説を添えてみました。モンキーズを詳しく知らない方には、かえってこちらの方が解り易い内容になっていると思います。もちろん、その他の記事も凄いので、ルル網のカオス感を追い続けている方には、きっと楽しんで頂けるはずですよ。
あの「空耳アワー研究所」等、かなりの強者が周囲を固めているらしいので、自分もその場に馴染めるよう、精神的トレーニングに励んでおかなければ。
というわけで、エピソード検証は結局28日付けで再開ということにさせて頂きます、すみません.....10/6までに完結するだろうか???

20日ニール・ヤング特集の載ったレココレを読んで、某氏がどうして某所であそこまで執拗に叩かれているか解ったような気がした。もっとも、某所の性質を考えるに、ある特定の誰かをヨイショし続けるという方針は考えられないのであるが、としたらやっぱヨイショされてると思われてる者が主導していると考えていいか。自分も相当やられている口なので。mixiに於いても含めて。(注: この段落はニール・ヤングそのものとは関係ありません)
オリジナル・アルバムは『ZUMA』と『トランス』しか持っていないけど、今までの人生で何度かニールのアルバムを集めようと決心したものの、出来ずじまい状態ばっかりで、その都度発売アルバム数が増えているから罪なものだ。何作も立て続けに聴くと相当体力を消費するのは間違いないけれど、いつかはじっくり入り込んでみたいアーティストの一人である。

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まお日記

「39」の後、2週間で8回と、いくら何でもライヴ見過ぎ。夕涼み、水分補強になるのはいいものの、別の意味で不健康なパターンに陥りそう。それでもやめられないのは、そんな風にさまよう事こそ、現段階での好き者の最大の幸せだからに他ならない。ほんと、今が一番満ち足りているという感じです。バックアップDVDが映像や写真で埋まっていくのも、別の意味で真っ当なことだし。

今日(22日)はKAKADOへ商談に。ついでに秋葉原で23日新譜を数点フラゲしたが、上手い具合にまとめ買いできず残念。少しでも得したかったのに。商談と言っても、10/6の出演ラインナップが完璧に決まった状態ではないし(寧ろ12月に予定している次のやつは、もう7割方面子が決定したも同然)、HOT SHOTの場合程各種書類を揃えるのが厄介なわけでもなく、企画書は主催者の裁量如何ということで、そんなに焦る必要はなく、最も優先されたのはハコ側との親交を深めることだった。それでも、早めに営業を開始したいというこちらの熱烈な欲望があって、それを何とか今月中には押し通したいのである。ビラのコンセプトも微妙に変化しつつあるし(あの絵は使うけど!)、とにかく結論はあと2週間以内に出したいです。

商談ついでにライヴ行くかということで、今日から怒濤の4日連続ライヴ(しかも東京3デイズの直後大阪へとんぼ返り!)となるタイフーン・ミニスターズを、宮西希のコンサート以来3年振りとなる月見ル君想フに応援しに行った。sinkirowという関東の好敵手を知ったあとではあるけれど、この二人には何にも変えられない魅力があって、簡単に見過ごせない。二人のどちらかがもう片方を圧倒するわけでもなく、微妙なバランスを保ちつつ自然に加速して行く、この個性は最早独自のもの。トークになるとシライシさんのしずちゃんキャラが炸裂するのだが、これもまた貴重だ。新曲もよく出来ているし、次回ツアーでは是非ともネクストサンデーを攻めて欲しいと思います。
彼女達の前に出てきた恭乎という女の子も、浮遊系ヴォーカルを聴かせるものの、清楚なルックスと脱力キャラというそそりポイントを備えていて、もっとチェックする余地があるなと思った。こういうコがメジャーのお眼鏡に叶うというのも、ちょっと気になるところだけど。来月、早速モナレコに出るみたい。商談に出ていた都合上、全アクトをくまなく観られたわけではなかったが、一言、自分には並の歌姫と違う異端的表現を志す如何なる女性の歌い手をも、総じてオルタナティヴと称して肯定することなどできる技量はない、とだけ書き捨てておきたい。

今日も帰り、かおたんラーメン行ってきました。旨かった。

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The names have been changed 2 protect the 以下略

今日はまずメイン・イベントの話から。昨年7月の夏フェス第2夜以来の付き合いとなるすずむしさんのユニット、ハルカゼ(片仮名)のワンマンライヴが、夏フェス第3夜の会場となった赤坂NOTEで開催された。ここ最近ライヴ活動を休止していたが、その間に凄い新曲が沢山できてきたし、彼女のライヴ自体かなりご無沙汰していたので、この辺でいっちょ行かねばと。赤坂のあのビル自体は、経営母体の組織替えでなじみの顔が殆どいなくなったので、こちらも最近ご無沙汰していたのだが、代々木公園経由で赤坂駅から来てみれば、えらい賑やかになっていて、メディアの拒絶できない力を思い知る。

さて、最近のすずむしさんの曲の中ではダントツのキラー・トラックとなった「ほれどころ」で颯爽とスタートした1時間のライヴ。相変わらずマイペースなステージ運びでありながら(相棒のこおろぎ氏は、アーティ・トラウム追悼のため欠席!?)、個々の楽曲が放つオーラは徒者ではなく、特に今回は殆どの曲が夏フェスの後作られた曲ということで、唯一「古い曲」である「飛行機雲」が余計目立つ結果となった。詩の作り方にしろ、音のはめ方にしろ、尋常ではない感性が垣間見れる。そこをあのひょうひょうした魅力が中和してくれるというわけだ。
できたての新曲はまったりとしたバロック的ムードの作品で、ここにリコーダーでオブリガートが入ったらもっと素晴らしいものになるのにと妄想した。密かにアレンジして、相応しい吹き手を呼んできてリメイクしちゃおうかな。「飛行機雲」にしろ「踊り子ローラ」にしろ、普通の歌姫では思いつかないような発想力が作品全体を輝かせているだけに、あらゆる面で更に進化した新曲の放つ光は余計ただものではなかったです。
会場には先日の日記で劇的再発見の意を記したほそいあやさんも来ていて、早速名刺交換。彼女の新しい展開にも手を貸してあげねばという気になった。くつしたさんとも微妙な横の繋がりがあるし、あの再発見自体がかなりドラマチックだったという気がする。これで充分体力がカムバックして、帰りは久々に永田町までトコトコ。

そんな赤坂に駆けつける前に、代々木公園で行われていた「Pipes of Piece」のイベントにちょっとだけ寄ってくる。くつした女史の出番は昼間だったので、丁度その頃覚醒に転じていた自分は、充分盛り上がったという新曲公開を含めて見事に見逃してしまったが、閉店ぎりぎりとなるフリーマーケットで、未CD化楽曲を含む某カルトGSの7インチやら、妙なテスト盤やソノシートを大量捕獲。その合間にステージ上やその他の場所で行われていたライヴを見て回る(今回は残念ながらアート展示はなし。次の次のイベントのために某女史と交渉したいのであるが.....)。ちょっと離れた場所でとある女の子が弾き語りしていて、月並な歌姫楽曲ではあるものの、きわどい衣装(ていうか私服?)で他とはひと味違うことをアピールしていて、しばらく立ち止まって聴いてしまった。ルックスの件は別として、何故にどのコもこのコも皆よってたかって同じモチーフに向かうのだろう? それだけ歌姫界が画一された世界になっていると見えるかもしれないが、悔しかったら「関節が好き、関節萌え〜(違うって!)」並に凄い曲をものにしてみろって言いたい。
そして、原宿駅前に向かうと、聴き覚えのある声が。昨年6月、マァ・チャン等と共に天窓でライヴを見ていた、あえかが歌っていた。さすが、陽の当たる場所に於いてチャンスを掴んだだけある、説得力ある歌声だ。ただし、それがメジャーで大開花する力を秘めているか否かとなると未知数で、ことに彼女の歌声が、出身地域まで共有する五味美保によく似ているだけに、来年デビュー20周年(!!!!!)を迎える五味ちゃんのこれまでの歩みを想起させずにいられないのである。それでも、売り切ったCDの枚数の欄に記された4桁の数字は、誰かさんを悔しがらせるに充分のものである(可哀想なので具体名出さずにおきました)。

つーか、今確かめてみたらこのコもあの事務所??? おいおい!

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U Can't Touch This

20年近く前には「日本のインド」とまで歌われた高円寺。今もその混沌感は充分に残っているけれど、その一方でかつては想像できなかったファンシーな一面がそこここに。北口にははなうたサーカスのナカオさんが仕切っている一連のファンシーなお店があり、南口にはこの所急速に接近中のca*n*owが。その他にも色々とかわいい系グッズを扱っているお店が点在していて、今後この辺のカルチャーが高円寺を牛耳っていくかもしれない。もちろん、そこから発信されていく音楽も含めて(後述するような)。
それでも、昨日たまたま高円寺某所でライヴをやった某バンドのお客さんである可能性が大きい、不思議ちゃん系ファッションの少女が目に入ると、やっぱこれもまた高円寺だと思わずにいられない。
昨日は11時過ぎまで高円寺にいたのだが、久々に新宿から山手線カオス状態(連休の中日というのに!)に揉まれ、池袋始発の森林公園行き最終電車でも立ちっぱなし(余計な想像はするな!)。和光市や志木でさらに酸素濃度が薄くなるんだろうなと思ったらそうでもなく、そこはやはり平日と違うんだなと。
浴衣姿で出かけるお嬢さんを多数見かけたけど、花火観るのももはや「口実」にしか過ぎない時代、「浴衣」が外見的に乙女度を高めるアイテムにはなり得ても、心までおしとやかにするものでもなし。カレシがたとえそう思っていようが、それ以外の者にとっては、一時的萌え効果を上げるだけで、ボロが出たらもうおしまいだ。
そんな浴衣姿の清楚なお嬢さんの隣にとんでもなく疲れ果ててそうな若者が座っていて、物凄い角度で彼女の座ってる方にもたれかけてきたものだから、彼女は途中から嫌気が差して立ってしまった。彼女の方が先に降りたのだが、その時彼女が彼に向かってどんな視線を向けたかを想像すると、やはり萎えてしまう。
うん、逆ならいいんだけどね(爆)。だから、昨日もぎりぎり座れそうな所が空いていたけど、敢えて座らなかった。

さて、昨日高円寺にいた目的は(勿論、先に名前を出した2ヶ所に立ち寄った。はなうたのCDは委託販売してることまで解ったが、丁度品切れしていたとのこと。ca*n*owで聴いたサボテンさんの新曲は、間奏の笛の音に萌え死にしかけ、店長さんに隠れてそこだけ5回程巻き戻し再生してしまいました!)、円盤より少し手前にあるジャズ喫茶、グッドマンで、さのともさんのライヴを観ることだ。
突如としてここに登場する名前であるが、伏線は美味しすぎる形でやってきていた。4月25日のルル網ライヴ「恋ひな」の最後のフリーフォーム演奏の時、持参したリコーダーを手に取って演奏してくれたのが、他ならぬ彼女だったのである。あの美味な音があってくれたおかげで、演奏が引き締まって、有終の美を演出することができたのである。もっとも、実を言うとそれ以前、万城目純さんの映像イベントで演奏していた大勢のミュージシャンの中に彼女もいたのであるが、その時は親交を深めるまでに至らなかった。その時笛を吹いていたら、きっと話は別だったに違いないけど......
早速、これらの機会で共に演奏していた吉本裕美子さんに、彼女の正体を教示して頂き、彼女の写真展が展示されていた神楽坂のイタリア料理店まで出かけていくことになったのである(5/24の日記の謎を遂に開帳)。その時は時間の都合でニアミスに終わったのだが、その代わりに今日のライヴ予定を知ることになり、楽しみに待つ結果となったのである。既に『独唱パンク・オムニバス』に参加していて、宮さんとも違った独自のスタイルのポエトリー・リーディングに、オカリナ等の笛やおもちゃ楽器を絡めるというパフォーマンス・スタイルを確立。それだけでも、そそられて当然ではありませんか。ただ、『独唱パンク』は彼女の参加しているVol.2だけ、どこへ行っても見つけられず、予習が充分に出来ていなかった。
その分、スリリングな音楽体験が待っていたのである。今回は、グッドマンに頻繁に出演している、米国人フルート奏者・EMYUさんとのデュオによるインプロ形式。二つの系統の笛が醸し出す微妙な干渉、そしていつのまにか出現している、いたずら天使の囁きにも似た「第三の音」。さのともさんによる大胆な身体パフォーマンスを用いてのパーカッション演奏や、詩の朗読など、徒者ではない試みも交え、さらにトイピアノ2台での演奏は、ファンシーかつアヴァンギャルドな要素をさらに倍増させていた。
うわぁ、これは是非もっと聴きたい、というか、皆でやりたい。早速今後のルル網ライヴの方向性をこちらから説明する前に、向こうから乗って頂き、今後は作戦会議のみならず、スタジオでの音出しミーティングにも熱が入りそうな予感。このところアレやらこれやら(謎)で、英語でのコミュニケーションには慣れていたはずなのだが、実際に英語で会話するのは米国行きを敢行して以来20年ぶりだったので、ちょっと緊張したけど。
もう一人出演していたトヂマダヰキ氏は、独自のプレイ・スタイルでギターの大胆な部分を引き出すミュージシャン。前半の演奏は、エフェクターの接触不良もあって、不安定なまま通り過ぎていったが(と言っても、空間系も歪み系もあまり多用しないスタイル故に、ギターそのものの奏法のヤバさの方が遥かに重要だったのであるが)、後半になるとiPhone大のコンパクトなブルース演奏マシン(?)を使って、ぶっ飛んだフレーズとエコーの応酬の中、気持ちいいサウンドが作り出されていた。たまたまそこにあったレココレのニール・ヤング特集を読んだ後だったからか、すんなりと耳に入っていくことができた。

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ハト時計は歌わない

隙間の土曜日となってしまいました。明日明後日と、懲りずに課外活動を行ってきますので、モンキーズの再開は早くても23日付になりそう。折角勢い出てきたのにすみません。というわけで、今日は隙間らしく、雑記をいろいろ。

最近はライヴ行きがてら、再度ブックオフ詣でをする事が多くなってきたのだが(そのこころは、あえてあと39日間黙っておく)、最近店内BGMで最新の流行りものを流すようになってきたんですね。一昨日も阿佐ヶ谷で、ポーニョポーニョポニョとかポポポポーとか聴いたばかり。かつてはブックオフに在庫が溢れているアーティストを、敢えて流しているようなイメージがあったのだけど(90年代のメガヒット期を知らないリアルタイマーも、顧客として増えて来たんだろうな)。相変わらず最近のヒット曲はなんかなぁという感じだけど、この辺の曲を聴くとネタ曲の復権も近いと思えてきたりして。確かに、前者はトトロ以来久々に、ジブリの曲としては妙な耳へのこびりつき方をしている。一方、後者は明らかに狙ったネタという感が見え見えで、5年前にあの辺(どの辺や?)の曲に熱狂した者としてはいまいち乗る気にならない。同日のNSライヴの最後のアクトにトークネタにされていた鼠先輩だが、どうせなら「サタデーナイト・ダンシング」みたいな妙な自主制作歌謡を掘り起こしてカヴァーした方が、いい意味で大爆発すると思うのに。あの辺の自主制作歌謡界隈の人って、それなりにヤバそうだから、許可得る際覚悟が必要だろうけど。
やっぱ、営利面を考えていない人の方が、明らかに思いきりのいい凄いものを作る力を持っているんだなという事実は否定できないのである。

そんな自分も慌ただしく色んなライヴを観てるわけですが、久々にそんな視点からメジャーのアクトを観察しようと思う気になりまして、来月20日とあるライヴに行くことになりました。4組出演で、一組は殆ど全ての音盤を所有している人達、一組はアルバム3枚中2枚持ってる(しかも1枚は熱が冷めた頃ついついジャケ買い)という程度のつきあい方の人。あと二組は音盤持っていません。それぞれのファン気質を読みつつ、じっくり楽しんできたいと思います。しかし、モデルチェンジしたlast.fmの近似値アーティストをチェックした限りだと、この4組のファンはあまり層が重なってないというイメージが。大丈夫なのか?

昨日意図的に書かなかったけれど、98年以降J-POPの格を下げる事になったファクターの内、舶来ものが確実に二つあって、その片方、太刀の悪い方が「天使にラヴ・ソングを…」である。改めてそう思った。まぁ、もう片方及び日本国内で勃興したものについては、書かない方が無難かと。

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City Jungle Part 3

(注: 曲としてはPart 3以降は存在しません)
公約通り、渋谷を経由して下北沢へ。行きしなは途中で渋谷某所に立ち寄った関係上、それほどでもなかったが、流石に帰り、井の頭線から副都心線への乗り換えには手こずった。やはり定評通り、かなりの迷宮ぶり。と言っても、渋谷始発の電車に乗った時の安堵感は貴重だったが、それも和光市までの間。ただでさえ激混みの池袋始発準急が、ここでさらなるカオス状態に突入するのだ。そういえば、昨日新宿三丁目から乗った時は、殆どの時間立っていたので、渋谷からの比較的空きようが意外に感じたが、今日その前の北参道でかなりの人が乗って来たのを見て納得。代わりになる駅がないためなのか、意外なところに効果が現れるものですね。そんなわけで、来週の帰りは従来通り小田急山手ルートにしよう。ちょっとだけコスト高いけど。

下北と言えば名所のハイラインレコーズが閉店というニュースを聞いて、とりあえず行ってみるかと近づいたのはいいが、完全店じまいしたのは15日とのこと。といっても、全商品投げ売りみたいなことは行われなかったようで、機構としては今後も続行していくという意志は汲み取った。何せ、shibata emicoやmothercoatなど、ここで知る事になったアーティストは結構いるし、単なるインディーズのご意見番ではない、一貫したポリシーの割にスタイルに拘らない柔軟さは、一目於いて当然の存在だったと思う。下北カラーのインディーズ・ショップとして、ユニオンやモナレコが今後も機能し続けるはずだが、まずはハイラインのここまでの業績を讃えてはなむけとしたいところ。

さて、そのモナレコに出かけて行ったわけだが、今日のアクトは全て初めて観る人ばかり。と言っても、内一組はやっと、やっとライヴ観る機会が訪れたということで、喜び勇んで臨んだわけである。その人の名は、やまはき玲
実は2年くらい前からこの人の名前が脳裏に引っかかっていて、モナレコにも頻繁に出演していたのだが、他の重要ライヴとクラッシュしていた/対バン的にそそらなかった、等の理由で、ことごとく観るチャンスを逃していたのである。その名前が気になる一因となったのが、mixiのコミュニティを「リコーダー」で検索すると、最初にひっかかる女性歌手のコミュが彼女のだったと、他愛ないものである(汗)。それでも、曲を聴く機会が巡ってきたりすると、やっぱこの人は聴いてて安心できるなぁと思ったりしていた。
そして、今日のライヴ。凛々しい黒のワンピ、すらっとした足元がキラリと輝くルックスにまず魅せられて(わくわくの真由美たんとか、このタイプには弱いんだ.....)、そこから発せられるまっすぐな歌声にますます魅せられた。自分の遊佐未森好きな部分を目ざめさせてくれたという感もあるが、あの天上感をキープしつつ、日常的歌世界にまで下ろしてきてるところが素晴らしい。バックを務める二本のアコギの調べに反応する細かい仕草も、実に乙女そのものだ。
唯一曲名を覚えていた彼女の切り札的楽曲「パンケーキ」の間奏では、彼女のぶきっちょな口笛が何ともいえない可愛さを醸し出していたが、本来はその部分を彼女がリコーダーで奏でるというのが「売り」なのだ(だからこそ、コミュ検索でひっかかる)。しかし、今日は「リコーダー忘れました!」だって.....そこがまたお茶目で、許してしまいます。どんな笛使ってるかも気になるなぁ。
今日の出演アクトの中で、もう一組度肝を抜いてくれたのが、ラストに出演のone ease stroll。乙女一人のエレクトロニカ系という、最近よくある形式ではあるが、彼女の場合その重心を自然音とアコギに置いているところが革新的で、音構築にストイックかつお茶目なところを感じさせる。そこに乗ってくるヴォーカルも暖かみに溢れるもので、もっともっと大胆な展開が期待できそうな予感。
終演後、玲さんと談話していた女の子に歌姫オーラを感じて話しかけてみたら、なんと2年半前にモナレコで何気なくCDを入手していた青柳舞さんだったではないか(我がインディーズ棚ではアイウエオ順の関係で一番手前に! 赤面.....)。改めて聴き直してみます。それにしても、先日のほそいあや再発見といい、NSでのマリエとの思いがけぬ再会といい、今年はいろいろ劇的な邂逅に恵まれとりますな。

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一晩明けて

うわああぁぁぁ、本人降臨上等なんて汚れた言葉を使ってすみませんでした!!! 確かに、ライヴ慣れしてるかしてないか、その点が重要であることを把握していませんでした。演奏者にとっては、楽器を極めるための演奏活動全体からすると、ライヴに出るというのはごく一端なのだなぁということを認識しました。
アウロスのシンフォニーは、このサイトで聴き比べてみると、際立って素直な音がしていると思います(それ故に、とある寄贈品はアルトは509Aを選んだ)。そのせいか、昨日の演奏は自分的にはかなり好みの音という感じがしました。沢山の音に囲まれているCDに比べて、暖かみが伝わってくるライヴならではの音で、とても満足しています。
由紀子さんは色々な形でコラボレーションを経験されていますが、このペースでリコーダーを引っ張って行けば、もっともっといいアクトに育つと思いますよ!
そんなわけで、最後の方はちょっと書きすぎたという感もありますが、今後も機会があれば演奏を是非聴きに行きたいと思います。いつかお話ができるといいですね。

以上、敢えて昨日書いた内容を放置したまま、一晩明けての見解を記させて頂きました。どうやら、一昨日から昨日の出発前にかけて、個人的にちょい荒れ状態だったのも、あんな文調に影響したのかもしれません。でも、優しく感想に反応してくれることも、また演奏家気質の一つなのは確かです。歌姫たちに関しては、賛否関係なしに、コメント欄でこのように反応してもらった事、滅多にないですから......

反省を兼ねて、新進サックス娘・小林香織たんの最新アルバムの一曲「サニー」をiTunes Storeから入手(まだコークのアカウント残ってました)。アルバムに一曲必ず入ってるフルートの曲。試聴した限りだと、過去の3作に入ってるフルート曲は、あくまでも箸休めという感じで、アルバム全体をチェックする気にもさせなかったのだが、今回のは流石、お茶目でありつつも骨太な音で、これぞ乙女ジャズ・フルートって感じ。願わくば、こういう曲をリコーダーで聴いてみたいってのが夢です。かおりん、そろそろよろしく(謎)。アルバム全体試聴してみても、曲的には大した進化はないものの、サックスの表現力・音色ともいよいよ本気が出てきたなって気がする。
シャイニー(初回限定盤)(DVD付)シャイニー(初回限定盤)(DVD付)
(2008/06/25)
小林香織

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気を取り直して、今日(17日)は安息の地・ネクストサンデーへ。3日前がみやこ店長の誕生日だったことに、沙世さんのブログを読んで気付く。あちゃー。でも、先日寄贈したあのブツ(つーか、ばれてるな)が、一足早い誕生日プレゼントでもあると思って頂ければ......と言い忘れちゃった。とにかく、今日の出演アクトの皆さんに突っ込まれてたので、充分おめでとうモードにはなりました。
今日は看板娘・大口沙世さんの新ユニット、大口沙世とnekonosunaのお披露目の日。実は最初に沙世さんの歌を聴く機会があった時は、宮さんのライヴとクラッシュして早退してしまったため(代償としてCDを購入、そしてはまった)、今日が待望の初ライヴ・チェックなのである。アコースティック・ギターや打ち込みをバックに、じっくり歌と時々ピアニカを聴かせるというユニット。こうして生で聴いてみると、沙世さんの声自体がよく出来た楽器という気がする。勿論、歌には内容があるけれど、歌声という柔らかいオブラートで包まれていて、いかにもヴォーカリストですよといった押しの強さと無縁。しかもいい演奏と絡むと、聴いていてとても心地よい。昨日の3組のインスト・ユニット、そして今日の一組目のピアノ・ソロと、立て続けに歌なしのアクトを続けて聴いた後でも、さほど違和感はない。そして、ステージ上の演出とか、沙世さんの一挙一動、まじで乙女度100%。溶けそうになるほど素敵。もう一個、オープニングにタータグリアの"Poto Flavus"(テキ小守の第一部ソフロDJタイムで最後にかけた曲でもある!)を流されただけで、最早イチコロでした。
続くネクストサンデーの秘蔵っ子、川北愛子さんにも期待したけど、これの後じゃ可哀想。今日のアクトは脳内空回りという感もあったけど、それでも声は出ていて、歌い手気質は伝わってくる。ただ、自分のストライクゾーンから見ると、外れてしまうのは仕方ないな。

そんなわけで、来月もNSにとってスペシャルな日である某日に、沙世さんのライヴが決まっているのですが、その後、遂にルル網ライヴに引っ張ってくることになってしまいました。10月6日、KAKADOのピアノを、彼女が弄りますよ。絶対聴きに来て下さい。早く他のディテールをはっきりさせなければ!!!

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City Jungle Part 2

かおりんが何度か出演したこともある新宿五丁目のライヴハウス、たかのや。新宿駅から遠すぎることもあって、今まで行くのをためらっていたのだが(逆にSACT!はバス停降りてすぐなのでためらわずに行けた)、副都心線で新宿三丁目まで一直線となり、非常に行き易くなった。新宿三丁目で降りるのは初めてだったが、降車した場所がよかったのか、丸ノ内線への乗り換えが実に容易い事に気付いた。これで、改札出たり人混みの中を階段降りたり昇ったりすることなく、南阿佐ヶ谷までらくちんですよ。つまり、NSがとんでもなく近くなったということ! 料金も若干安くなったし。嬉しい! 早速明日試そうっと。
加えて、下北沢も渋谷まで行って井の頭線に乗り換える方が、池袋&新宿を経由するより楽なのか....これは渋谷駅のダンジョン問題が絡んでるので、実践してみるまでわかりません。早速明後日.....いかん。ネタバレは控えねば。
頻繁に下車している駅の内、確実に副都心線開業が影響していないのとなると、新大久保、高円寺、恵比寿位のものか。蒲田とか、極端に方向が違う場所は除くとして。

◆水曜器楽会Vol. 3 @たかのや (新宿)
そんなわけで、夕涼みライヴ巡りは、新宿たかのやから再開。今日のお目当ては、先日通販でCDを入手してまいってしまった、リコーダーとピアノのデュオ、風ノヲト。彼女達を中心に、インスト・デュオが3組集った、まったりと楽しめる夕べ。
CD同様、プラ管のリコーダーのみを使用し、バッキングはピアノのみでシンプルにまとめられた風ノヲトのステージングは、簡素ながら説得力溢れるものだった。PAもツボを得た音の拾い方をしていて、決して線の細さを感じさせない。複数の笛を慌ただしく持ち替えつつ、安定した息遣いを保つ高橋美香さんと、対照的に譜面なしでダイナミックな演奏を聴かせる磯村由紀子さんのプレイも好コントラストを成していた。願わくば、アルバム収録曲以外の曲も聴きたかったところ。
一組目のフルートとピアノのデュオ、暁 (AKATSUKI)も、なかなか爽やかな意表の突き方をしてくる。ピアノの方が手がけた曲の、フルートを挑発するようなスリリングなフレーズ連発と、フルートの方の曲のまったり感が上手く溶け合い、自分がリコーダー・デュオに最終的に求めるものはこういう世界なんだなっていうのを認識。ラストのヴァイオリン&ギター、sasuke&naoも、元々フルート用だというラテン系の曲を中心に、大胆かつ小気味よい展開で、何かこちらもリコーダーで聴いたらぞくぞくするだろうなと妄想した。

そんな感じで、演奏会自体にはとても満足したのだが(これで1500円ならかなりお得ではある。ただ、ドリンク代をかなり上げてるのはいかがなものか)、残念だったのは、演奏者とのコミュニケーションの機会が全く持てなかったことだ。アコースティック楽器の演奏のみということで、ステージのセッティング変更にそれほど時間がかかる訳ではないし、演奏者に感想とか質問とか(プラ管の機種については真剣に訊きたかった!)伝える機会、もしくは自分は先に買っていたからいいにせよ、CDを購入する機会さえ、その限られた時間しかないわけで。そして、最後のアクトの演奏中、他の二組のアクトが場外に去って行くところを、しっかり目撃してしまったのである。ハコ側の方針なのか、彼女達の演奏家気質の賜物か(打ち上げの時刻を決めていたとしても)、それは本人のみぞ知るだが、いずれにせよ後味がよくない。アンケートさえもなかったし。
歌姫ばかりのライヴなんかだと、出演者同士がお互いを意識しつつ今後への肥やしとし、その一方でファンとのコミュニケーションを大切にしたいということもあって、こういうケースは殆ど起こらないはずなんだけどな(まぁ、オ○オ○小○と対バンになった場合とかは例外としても=爆)。そんなわけで、今後彼女達のライヴに行くかどうかは微妙となりそうだ。まぁ、こういう場合は、御本人様後輪城東つーことで(爆)。

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episode 5: モンキーズのスパイ大作戦

Wipe Out/太陽にほえろのテーマWipe Out/太陽にほえろのテーマ
(2008/07/30)
Hi-Prix

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ちょこれ、発売日に買いそうだ.....A面曲は某コンビニで頻繁に流れていて気になったのだけど(メレル・ファンクハウザーは許可したのか?)、B面もヤバそう。克夫ちゃんもちゃんと理解を示す境地に至ったということか。いや、去年はいつにも増して沢山印税稼いだはずだけどね(阿久悠先生に失礼か)。
iTunes Storeで落とすと言う手も考えたのだが、レーベル見たらソニーつーことで、絶望的。買うしかないです。ジュエミリアみたいになってほしくないな。

音楽配信といえば、プリンスのそれを取り巻く状況も微妙に変わってきてる。iTunes Storeからは、ユニバーサル時代に出した3枚のシングルが撤去され(しかし、同曲のビデオは残ったまま)、その代わりにワーナー時代の作品中、3枚組ベストが新たに入庫した。これでワーナー〜ペイズリー・パーク時代(94年まで)の作品中、iTunesで配信されていないのは、わけありの『ブラック・アルバム』及び3枚組ベストではスルーされた『パレード』からのシングルB面のみ(厳密には違うが)となったわけであるが......
先日高円寺のネカフェで、ふとしたことから別の配信サイトを覗いて、プリンスのラインナップをチェックしたら、iTunesでは一時的に入庫したものの「利用できません」となっていた「Kiss」の12インチが、なんと含まれているではないか! ということは、未だCD化されていない唯一の曲であるはずの「♥ or $」も、ここからwmaを入手すれば針音なし(あえていい音とは書かない。当然CDクオリティであるわけないし)の状態で聴けるってわけ? こんなことがあっていいのだろうか? まぁいいか、一応12インチは揃えてあるし、自分でm4aにリップしたので。
もうひとつびっくりしたのは、トラック分けされていない『Lovesexy』のiTunes価格が150円になっていたこと! 奥さん、あのジャケを掴む事なく、めちゃ得価格であの名盤が聴けますよ。まぁ、騒がれたら真っ当に戻る可能性も大ですが。『Headquarters Sessions』の場合のように。

つーわけで、本題に行きます。モンキーズです。

原題: The Spy Who Came In From The Cool
OA:1966-10-10 (米国)/1967-10-13 (日本)
songs:
最高の彼女 (The Kind of Girl I Could Love) "More of The Monkees"
ステッピン・ストーン ([I'm Not Your] Steppin' Stone) "More of The Monkees"
オール・ザ・キングス・ホーシズ (All The King's Horses) "Missing Links Vol. 2"
サタデイズ・チャイルド (Saturday's Child) "The Monkees"

妄想ストーリー:
デイビーっす。この頃と言えば、ショーン・コネリーの初代ジェームズ・ボンドを始め、テレビ界も「スパイ大作戦」「ナポレオン・ソロ」「アイ・スパイ」など、スパイものの全盛期。このブームにモンキーズも乗せられることになってしまって、その第一弾となるのがこの物語。
たまたま質屋の前を通りかかった時に、新しいマラカスが欲しいなんて言い出しちゃって、マイクには「雨でも降ったら買ってやるよ」なんて言われちゃったけど、とにかく入った。お店ではおっかなそうなおじさんのボリスが一人、店番をしている。その時、たまたま50セントしか持っていなかったけど、何故か売ってくれた。怪しいと思わない? これが、スパイの陰謀だったなんて......
で、その新しいマラカス持って、クラブに営業に出かけたんだけど、何か感じが普通じゃなくてさ。ふと気付いたら、中に何か入っていたよ。適当によけて、演奏再開。その時、怪しいヒッピー風の扮装をした二人が店に入ってきた。一人はボリス、もう一人はこれまたおっかなそうな女の人だ。いきなり「殺す!」だって! こわーーーいいい!
そんな時、機転を効かせてくれるのがマイクの役目。早速、このおっかない二人を即席フォーク・デュオということにして、場内はたちまちブーイングの嵐。その隙を縫って脱出だ!
所変わって、ここは秘密謀報局C.I.S.の本部。どうやら、あのおっかないボリスは、僕と別の背が低いスパイを間違えて、米国の誇る最新秘密兵器に関する記録が含まれたマイクロフィルムを隠したマラカスを売ってしまったみたいだ。あのちっちゃい何かは、そんな大層なものだったのか! そして、C.I.S.のスパイ一網打尽作戦に、僕たちも協力する羽目になってしまう。何たって、生き残る確率50%という危険な仕事だ。でも、やるしかない!
作戦は、例のクラブにあの二人を招いて、彼らが海外のスパイであることを自白させるというものだ。でも、色んな障害に邪魔されて、なかなか上手くいかない。その内、とうとう女スパイがキレた。さあ、乱闘の始まりだ! 女スパイの空手チョップを新しいダンスと勘違いして、周りで踊ってた人達が次々と倒れて行く中、マイクロフィルムを預かっていたマイクも一瞬の隙を突かれて、結局は彼女の手に渡ってしまう! ボリスの方は捕まえたのに。ハッピーエンドとはいかなかった.....
けど、そこはモンキーズ、ちゃんと傑作なオチをつけたよ。スパイ稼業ってつらいよね。

あれとかこれとか:
当時テレビ映画界を賑わせていた「スパイもの」のパロディ。それ故に、プロット的にはあまり軽妙ではないですが、様々な風刺を取り入れてシュールな笑いを誘う一編に仕上がっています。中でも傑作なのが、スパイ二人組が即席フォーク・デュオ「ハニー&ベア」に扮する羽目になってしまうくだり。当時のフォーク・ロック人気、サイケ・ムーヴメントに対するハリウッド的風刺のニュアンスが伺えます。C.I.S.の謀報員のコミュニケーション機器がアイスキャンデーだったり、細かい政治ネタがあったり、また唐突に「可愛い魔女ジニー」のカメオ出演(?)があったり。モンキーズ・ショウに於いては時折米国以外の国をおちょくったネタが登場するのですが、今回は早速日本がネタにされています。スパイ用具のライターの中に日本製のミニチュア・カメラに加え、日本人のミニチュア・カメラマンも隠されているというネタ。この程度だと、日本放映版でもそのままのニュアンスで吹き替えられるんですけどね。そのシーンの直後出てくる空手の先生のネタは、もっとシュール。でも、終盤にオチとして出てくる中国ネタに比べると、まだまだ軽い風刺です。
日本放映版では、シリーズ全体を通して、殆どの場合通貨が「円」に置き換えられているのがおかしいですが、当時のレートでも50セントが300円というのはいくら何でも高すぎではないでしょうか?
音楽はさりげない使い方ながらも都合4曲が使用されていますが、ファースト・アルバム発売直後にも関わらず、そこには未収録の楽曲が3曲登場するのに注目。うち一曲は、90年代まで公式にリリースされなかった「幻の曲」でした。なお、最後の「サタデイズ・チャイルド」は、シーズン狭間の再放映版で「ランディ・スカウス・ギット」に差し替えられ、日本放映版もそれに準じたのですが、VAPからビデオ発売された版では同曲のイントロ部分だけを残し、途中から「サタデイズ....」に戻されるという処置がなされています。

さて、明日から再度しばらく都内巡りモードで、モンキーズはお休み。営業もしたいのにさ.....辛いなぁ......

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episode 4: これがグループサウンズ

父の二十三回忌が近づいているということで、慣れない事をいろいろせねばならず大変。と言っても、距離がある故に大きな事をオーガナイズする余裕まではなく、また個人的なことを報告しても決して得にはならないから、いまいち乗らないのだなぁ。身内の規模は縮小する一方だし、小規模で済ませるのがベストだとは思うのですが。
いずれにせよ、あと4年以内に西に戻りたいという気持ちはまだ捨てていません。今のうちにやりたい事をやりまくらないと。

そして、昨日ハートぶち抜きのsinkirow。今気付いたけどピアノのコは、あの.....あたしンちが金曜夜にやってた時代、頻繁にCMが流れてたお茶犬の歌の人だったのか!!! どーりで(謎).......さよさんと同じ歳なのに年季入ってるなぁ(寧ろ最初は年下かと思った.....ごめ)
これも彼女の手による名曲だけど、歌ってるのは別の人。恐ろしいプレミア価格が......編曲の人のネーム・バリューのせいか??? (今アニソン方面で売れっ子なので)
お茶犬のうたお茶犬のうた
(2002/12/11)
みずたにあきこ

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お茶犬関連には筒井香織ワークスもあるんだなぁ。なめられませんね。

さて、モンキーズ第4回。オンエア時期はGSブームと重なっていたので、海外のバンドにも堂々とグループサウンズという冠が適用されていたのですよ。

原題: Your Friendly Neighborhood Kidnappers
OA:1966-10-3 (米国)/1967-10-27 (日本)
songs:
ダンスを続けよう (Let's Dance On) "The Monkees"
ステッピン・ストーン ([I'm Not Your] Steppin' Stone) "More of The Monkees"
恋の終列車 (Last Train To Clarksville) "The Monkees"

妄想ストーリー:
やぁ、お待たせしました、ミッキーだよ! 何やかんや言われたけど、ドラマの中じゃ、僕たちはバンドなんだからね! やっとバンドとしての持ち味を発揮できるストーリーがやってきたぜ。と言っても、初っ端から一筋縄では行かない予感。
とあるバンド・コンテスト予選でのこと。僕たち、あのフォー・スワインズ(日本語版では「フォー・パンサーズ」)の次に演ることになっちゃってさ。強面でワイルドな奴らだけど、本当はおしゃぶりの好きなねんねちゃんなんだって。ステージに出ようとしたら、早速なめられてさ。負けてたまるかと演奏を始めようとしたら、いきなり場内に鳴り響く「運命」。おいおい! せっかくちゃんと演奏できる事を証明しようとしたのにさ!
でも、何故か審査員がベートーヴェン好きとのことで、決勝に残っちゃった。悪い事に、あのフォー・スワインズもさ。そして、その夜から、トランプと名乗る人相の悪い男に、いろいろと悩まされることになっちまったんだ。コンテストのプロデューサーだと自己紹介した彼は、モンキーズを売り出すために、ありとあらゆるパブリシティを考え出したって言うんだけど、どれも何かあやしくてさ。まず、ヴィンセント・ヴァン・ゴー・ゴーっていうゴーゴー喫茶に行って、そこでファンのみんながデイビーの服を破るというやらせ作戦を実行。しかし....相手が違うじゃん! 記事にはなったけどさ、どっかの別のオヤジが服を破られて、萌えてるコメントが載っちゃってたよ。
その後、チャイニーズ・シアターで手形をとるはずが、セメントが固まって抜けなくなっちゃったり。そして、決定的な迷策が「やらせ誘拐」だ。バンドがコンテスト本番を前に誘拐されたなんて言ったら、絶対ニュースになるもんね。トランプも役者を二人雇ってやる気満々だ。しかし、そんな肝心な時に、デイビーったら一人でヴィンセント以下略に踊りに行っちゃってさ。そんで、トランプに雇われた役者が、彼を迎えに行った。そしたら、そこで踊っていた全員がついて来てしまって、モンキーズ邸は一気にお祭り騒ぎさ。「このダンスいかしてるわね? 何て言うの?」「知らないの? 誘拐だよ!」トランプは電話の向こうで「4人組バンドを注文したのにこれじゃオーケストラじゃないか!」ってプンプンしてるし。
とうとうトランプがやって来て、ポルカを流して大騒ぎはお開き。そして奴は本当はスワインズのマネージャーだってことを明かした。こうして、決勝の時間まで監禁される羽目になっちゃった。でも、こういう時に不思議とひらめくのが僕の役割さ。第2話ではノックアウト薬なんてのを出してきたけど、今回もわけのわからない液体の入った瓶を使って、奴らを煙にまくことに成功。脱出する前にそれを投げてみたら.....本当に爆薬だったよ! こわーい!
こうして、何とか決勝に間に合い、トランプとスワインズの不正は暴かれて、僕らは優勝もらったも同然......ありゃ??? 教訓。人気者になりたかったら、まず服を脱がされることですね! おしまい!

あれとかこれとか:
モンキーズが「バンド」であることを初めて前面に打ち出したのがこのエピソード。「恋の終列車」が一位に躍り出る直前に放映され、彼らが実際に演奏できるのかという論争がそこまで騒がれていなかった時期であり、このプロットも決して不自然に受け取られなかったと思われます。慌ただしいシチュエーションで物語が進行して行く中、「誘拐パーティ」のシーンはあまりにも痛快。どさくさにまぎれてあまり気付かないのですが、マイク一人は積極的に踊りに参加せず直立不動状態。さりげなく「無関心なものには無関心」を主張したかったのでしょうか。全米ネットワーク放映であることを把握していないと絶対理解できない楽屋オチがあったり、チャイニーズ・シアターに表示されている名前が彼らの名前を中国風に皮肉ったものだったりと、細かいネタもいろいろ。最後の傑作なオチについては、触れない方が得でしょう。
なお、「誘拐パーティ」のシーンで初めて流れた「ステッピン・ストーン」はのちに彼らの代表作のひとつになる一曲ですが、公式リリースまでにはあと2ヶ月程時間を要しました。ドン・カーシュナーによるレコード発売戦略と、TVショウの音楽選曲班のセンスが、必ずしも噛み合っていなかったことが解ります。

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男の子の好きなもの知ってるわ

こんな暑い日曜日は家にいても腐るのみ、というわけで外に出たはいいものの、外は外で暑いし.....結局、かなりの量の飲料を消費。まじで夏です。

まず向かった先は東京ポエケット(@両国・江戸東京博物館)。昨年に続き、松岡宮さんが出展するというので、嬉々として出かけて行ったが、イベント全体としては昨年感じたほどのオーラが伝わってこなかった気がする。詩的なエッセンスよりも、アーティなエッセンスの方に魅力を感じるようになったためだろうか.....乙女的に。詩的な面でも、あまりシンパシーを感じるものには出会えず。そんな中、宮さんの独自オーラは最早余裕という感がある。「車掌もひとりぼっち」の収録曲の一つが、よりによってタイムリーな題材を扱っているだけに、これを契機にもっともっと接する人が増えてほしいと思う。

予測していた程ゆっくりしなかったので、急遽高円寺に行こうということになり、例のギャラリーで展開されていたイベントを仕切っていたカナコさんのホームグラウンド、ca*n*owへ。喫茶店を装いつつ、雑貨の展示・販売や制作教室も並行して行っている、例の十条のリトルコや経堂のROBA ROBA Cafeに比べてもかなり小規模な、しかもまったりしたお店だ。いきなり、一昨日ライヴ見たばかりのサボテンさんとばったり。先月末、初めてギャラリーに行った時に購入したカード(ちなみにそのカードは、メッセージと共に例の寄贈品の付録と化した)の作者の方もいらっしゃって、ついつい恐縮しながらも、いい時間を過ごす。ライヴ向きではないけれど、時々生演奏が行われる事もあり、いつかそんな時間に伺ってみたいものだ。

そうこうしているうちに、時間が迫ってきたので、今日は電車で。一駅だけど。雨降りそうだったし。

◆Next Sunday Night "Futari"@阿佐ヶ谷Next Sunday (7/13)
ネクストサンデーのネクストサンデーたる部分を見せつけるのが、この冠のついているイベント。店長・みやこさんの主観を惜しげもなくフィーチャーした一夜、今回のテーマは「二人」。自分もいろいろ二人ユニット見てきたけど、今回はまさにベストなスタイルのが揃ったという気がする。
そして、やはり彼女の考えてることは間違ってなかった。一組、まじで脳天をガツンとやってくれたアクトに出会った。その名は、sinkirow
ピアノとドラムをそれぞれ担当する二人の女性からなるバンド。というと、真っ先にタイフーン・ミニスターズが思い浮かぶが、彼女達はタイフーンへの東京からの返答というより、もはや別もの。まじでここまで出来上がってていいのだろうか? 登場した瞬間から客席に華を振りまき、歌と表情で殺してしまう。
勿論、曲作りの屈折度とか、二人がハモる部分が少ないなど、タイフーンに及んでいない部分もあるが、ぐいぐいとひっぱっていくピアノを失速させない役割として、ドラムの存在は欠かせない。それはまた、月並みな天窓系歌姫と別次元に彼女達を導いているメイン要素でもある。ただ、今回はピアノがあまりにも眩しかった分、ドラムが死角に来てしまい、充分にバランスを置いてチェックできなかったのが心残り。次回見るチャンスがあれば、何とか重点をドラムに置きたいと思う。何たって、「あのコミュ」の管理人の名が廃る!....といっても、かおりんワンマンの5日後同じハコで行われるライヴは、先約があって無理そう。まぁ、いずれにせよ手短に言えば、イチコロである。
その次に登場したジョーと渚とは、ルル網周りでは最早V.I.P.の轟渚さんと、そのファミリーの一人であるジョー長岡さんによるデュオで、その特性を利用して夕映えカルテットで出来ない歌世界を惜しげもなく展開。充分チルアウトなひとときを提供してくれた。渚さんが笛を吹くという超貴重なシーンも見る事が出来てうれしい!
ラストは、昨年竹上久美子女史の主催イベントに出た時以来となる、東川亜希子さん。今回は何とクラムボンの伊藤大助氏がドラムでサポート。近所の優等生お姉さんっぽさとも、ウィーザー的泣き虫ロックとも違った雰囲気は、その場で「阿佐ケ谷系ロック」と命名された。うーむ、確かに。ネクストサンデーを拠点に発信されるナイスな音楽は、一括してこう呼ばれるべき。でもやっぱ、新しく導入したメガネには、一言、萌えました。
一組目に出てきたNATORIも、色んな要素を取り入れつつ、最も前面に出ているのがアヴリル以降の女子ロックということで、好み的には他の3組ほどではなかったけれど、健闘は讃えたいと思う。そんなわけで、商談は4日後にお預け。いろいろと演出したい出会いとか、その他諸々あるけれど、今日はあまりにも盛り上がりすぎてその余裕なし。沙世さんも慌ただしく小走りしてましたし。

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episode 3: アルバイトにアタック!

暑い、暑くて溶けそう。気分転換に自転車で外に出かけても、余計暑い。何を食べても食あたりしそう。こんな夏はモンキーズでしのぎましょう。今回は、おもちゃ会社を訪ねます。ちなみにこの回、女優さんは出ていません.....いや、出てるわ。服脱がされる役で(爆)。

原題: Monkee vs. Machine
OA:1966-9-26 (米国)/1967-12-15 (日本)
songs:
サタデイズ・チャイルド (Saturday's Child) "The Monkees"
恋の終列車 (Last Train To Clarksville) "The Monkees"

妄想ストーリー:
やぁ、僕ピーターだよ。ショウの中では、常に間抜けな役を演じなきゃいけなくなっちゃってさ。一体いつからなんだろう。第1回では時計合わせる時に砂時計出してきたり、第2回では指鉄砲で敵を倒したり(実はミッキーのノックアウト薬が効いただけなんだけど)、そこまでバカなこととは思えないけど。だから、この回でいきなりマイクに「お前、経験も技術もゼロだろ? なら、この仕事に相応しいのはお前だけじゃないか」って言われて、ちょっと凹んだよ。彼は何でも見抜いてるからね。それでも、家賃の足しにするために、颯爽と面接に出かけて行ったんだよ。おもちゃ会社の。そしたら、いきなり機械にお迎えされちゃってさ。
このやりとりは、再現すると面白味がなくなっちゃうから、あらすじ話すよりもこれ見てもらった方が解りやすいよ。
でも、機械に拒まれて、まじで落ち込んじゃった。そこで、マイクが敵討ち。持ち前のスマートさで、機械はイチコロさ。上司のダガード専務が一発で参っちゃって、即採用決定さ。
このおもちゃ会社では、全てのおもちゃを機械で作ってるんだって。何か素っ気なさ過ぎるよね。そんな時、社長さんが死ぬまで雇うって誓ったとかで、一人こつこつおもちゃを作ってるハーパーおじさんが顔を出した。ダガードはつきあってられないなんて顔をしたけど、マイクは憐れみを感じちゃって。さぁ、ここからが文明進化に立ち向かうモンキーズの本領発揮だ。子供達にまぎれて新商品のテストに侵入し、あの手この手でケチを付ける。でも、結局は僕らの陰謀がバレちゃって、ハーパーおじさんはクビだって。
しかし、彼の作った最後のおもちゃが、とびっきりの逸品だったんだよ! これを持って、ダガードと社長さんに復讐だ。最後には、金儲け優先主義のダガードは左遷されて、ハーパーおじさんは専務に昇格。僕らは職探しに役立つようにと機械をもらっちゃった。でも、これ役に立つの? 僕らはまずバンドなんだよ!

あれとかこれとか:
4話に1話程の割合で登場することになる「人情路線」を最初に打ち出した、初期の傑作の一つ。オープニングでのピーターと人事課の機械とのやりとりがとにかく面白い。モンキーズ・ファンの間で、SNSプロフィール・ページの職業欄(occupation)に「Pete Digger」と記入する風潮(?)を産むことにもなりました。その後のマイクの逆襲も負けずに傑作。「I bet you're a real swinger when you're turned on」なんて、直訳するとかなりヤバいことをさりげなく言っていたりして。
後々女装問題に悩まされることになるモンキーズの初の女装もこのエピソードでのことで、おもちゃのテストのシーンで会社側の人間であるマイク以外の3人が、それぞれ他のメンバー演じる子供の母親に扮装。特にピーターの女装はこれが最初で最後で貴重です。配役的に注目されるのが、いじわる専務ダガードを演じるスタン・フリーバーグ。言うまでもなく、50年代よりロックの名曲をパロディ化した迷盤を多数リリースし、ロックの敵として認知された人物で、特に50年代末の一時的なロック滑落の原因の一つであるDJの賄賂問題を皮肉った「The Great Payola Roll Blues」は大傑作。そんな彼が、ロックのハリウッド化と言えるモンキーズの敵キャラに扮するなんて、これもまた心憎い皮肉ではありませんか。ダメ押しで流れる「恋の終列車」のRompでは、実は最初(パイロットは除く)に撮影されていた第8話「ペットはダメよ!」の一部もちょっとだけ登場。こういう、エピソード間相互サンプリング(?)の手法も面白いですね。

さて、この回のオンエア後、いよいよデビュー・アルバム「恋の終列車」が全米でリリース。ここまでのショウで歌われた曲は全て収録されていますが、次回からちょっと気配が変わってきます。まず最初に曲ありきで、それをリリースする権限は、相変わらずドン・カーシュナーにあったのですから。結局、彼にとってはTVショウのプロモ効果はどうってことなかったのですね。
恋の終列車【40周年アニバーサリー・エデョション】恋の終列車【40周年アニバーサリー・エデョション】
(2006/09/13)
モンキーズ

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You Are Forgiven!

最後の一声と共に申し込み成立。行くよ。ちなみに武道館はこの時点で受付終了とか。早ーい。

昨日は次回ルル網ライヴの舞台となるお茶の水KAKADOへ。このハコ、10月までに結構お世話になる頻度が高そうで、アクト視察やスタッフとのコミュニケーションなど、慣らしの必要性はある。ここに出てるアクトであっちのハコ(謎)に相応しそうなのがいたら、ルル網ライヴを媒体に派遣するとか、その逆とか、いろいろ考えていたりするのです。先週HOT SHOTで行った「39」にスタッフとしてここから一人女の子が派遣されていたので、今日再会できるかもという可能性もあったが、こちらは最低限のスタッフ数でまったりと運営しているので、いつも来てるというわけではなさそう。
さて、昨日顔を出す理由となったのが、ひょんなきっかけで知る事となった新進気鋭アーティスト、サボテン(高水春菜さん)。
そのきっかけというのが、先々週土曜日。一昨年の六本木ライヴに出てくれたSpilt Milkのアイコ嬢が、たまたま高円寺で彼女の演奏を耳にしてときめいたことをmixi日記に書いていて、そのときめきがいかなるものかを自分でも確かめようと、次の日ネクストサンデーに行く前にそこに寄って来た。その日は生演奏はなかったけど、折角なので彼女のCDを購入。やられた.....沙世さんと同等の新鮮な衝撃。
次に生演奏を聴けるチャンスが、よりによって5日。他の予定が絶望的となったため(謎)、3時から始まるその演奏を聴きに行く事にした。マイクなしで生ギターと歌だけというのに、充分に暖かみが伝わってきたし、壁に貼られていたリコーダーを吹く写真(アイコさんが観に行った時に撮られたもの)に萌えた。「39」のため10分位で退散せねばならなかったので、次のライヴには必ず顔を出すことを誓い、そこを後にした。それが昨日だったというわけ。
KAKADOのピアノと磁場が醸し出す独特の雰囲気に溶け込む歌声。並では出来ない独自のファンタジー・ワールドへ誘う曲の数々。ファンシーでいながらダークでもある、70年代フォーク的色彩を現代的形で甦らせている。最後の曲では絵本作家仲間とのコラボで、ナイスなハーモニーを披露。いたずら的ニュアンスもちゃんと生きていて、中性的でありつつも超乙女的。さすが、信頼できる乙女に絶賛される人は違う。

今回のライヴは周りが皆男性ソロでギター弾き語りだったのだが、サボテンさんの時だけ明らかに拍手の響きが違うのである。いつもなら辛辣なことを言いそうな自分ではあるが、今回は寧ろ、他の人達が可哀想な気がした。アコースティック・ライヴハウスの宿命と言えばそうか。それと、今は寧ろインディーズという蓑を被った胡散臭い人達の方が、一部のメジャーより太刀悪いんだなぁということも間接的に解った。ネットの恐ろしい部分から逃げるような人達を、積極的に釣っているのだろうか。
寧ろ、無善寺とかに出ればいいのに(謎)。

あと、自分も昔の曲、惜しげもなく解放してもいいなって気になった(謎)

行く途中、秋葉原某所での特価セールで、よせばいいのにこんなものを.....
ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男 コレクターズ・エディションブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男 コレクターズ・エディション
(2007/02/28)
レオ・グレコリー

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初回限定豪華特典付って、場所とるだけじゃん.....でも、70%OFFとなれば、救済したくなるもんです。Tシャツなんてタダ未満みたいなもんだし! ついでに、5年前なら喜んでネタとして買ってたと思われる演歌のシングル2枚と(なんか、新品でちゃんと買ったものも数枚並んでいて、思わず赤面)

通販(notアマゾン)では、一枚あたり2000円割るからと、ついつい。
ザ・モンキーズ / ヘイ・ヘイ・ウィ・アー・ザ・モンキーズザ・モンキーズ / ヘイ・ヘイ・ウィ・アー・ザ・モンキーズ
(2008/06/18)
モンキーズ

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ベイビー・スネイクスベイビー・スネイクス
(2008/05/21)
フランク・ザッパ

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チケット代金は明日支払い決定だし、これで例のブツ円満に買えるのだろうか.......3ヶ月後だけど......

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episode 2: お化け退治 (not iPhoneキッス!)

いよいよ本日(11日)発売のアレ。スペック見てると、やはりこれは必要なものだと思わずにいられないけど、やはり最初の3ヶ月は様子見ということで。次回のルル網ライヴが「恋ひな」並に負担かからずに済めば、終了後とっとと買いますか。他のものを必死に我慢して。というわけで、早めに宣伝開始せねば。その前に、目論んでいる全アクトを口説き落とさないと、営業にも手がつかないからね。何か、その次のやつの方が先に決まりそうな気配してきた......

さて、モンキーズ第2回、「お化け退治」の巻です。

原題: Monkee See, Monkee Die
OA:1966-9-19 (米国)/1967-10-20 (日本)
songs:
恋の終列車 (Last Train To Clarksville) "The Monkees"
明日の太陽 (Tomorrow's Gonna Be Another Day) "The Monkees"

妄想ストーリー:
やぁ、マイクだよ。僕らの最大の敵と言えば、音楽面を仕切ってるドン・カーシュナー.....おっと、ドラマの中での話だな。ならば、大家のミスター・バビットだ。ちょっと家賃払うの遅れただけで、凄い剣幕で怒鳴り込んでくる。いろんな悪党と対決したけど、この人が一番太刀悪いよ。でも、絶対逆らえないんだ。で、今度彼がやってきた時のために、別人になりきって知らんぷりを決め込むはずだったのだけど、そこにやってきたのは、「風変わりな億万長者のカニンガム卿から、モンキーズに遺産が贈られました」との知らせ。えっ、遺産って? そんな大層なことしたっけ? とにかく、何か凄いものが貰えそうだったから、とっととその屋敷に出かけて行ったんだ。家賃の足しになるかもしれないしね。
そこに待ち受けていたのは、故人の召使い・ラルフ、書いた本の自慢ばかりしている旅仲間・キングスレー、何だか怪しげな手相占いをするロゼール夫人といった一癖も二癖もある人々。そして、故人の孫娘・エリー。おや、デイビーが早くも恋狂いモードになっているよ。救いようがないなぁ。
レコードに録音された故人の遺言によると、全ての遺産と屋敷はエリーに贈られるとのこと。僕らはオルガンをもらった。一曲演奏して、さっさと引き上げようと思ったら、今は霧のシーズンだとかで、帰りの船がすぐ来ないって。しょうがないから、一晩明かすことにしたのさ。
その間に、次々と奇怪な事件が起こる! まずラルフ、続いてキングスレーと、次々に消え、亡きカニンガム卿の霊を呼び出そうとバカなことをやり出したロゼール夫人まで! もうやってらんないよ。てなわけで、朝になって、エリーを連れて船を待つ間、また一曲演ったんだ。そしたら、屋敷の中から笑い声が。そうか、エリーを追い出すために奴ら3人が仕込んでたのか、このお化け騒ぎ。
ここはデイビーとピーターに頑張ってもらって、見事にしっぺ返しだ。それにしても、他人が落した財布を間違って故人に渡した程度で、ここまで怖い目に逢わされるなんて、まじで不条理だよな。また来週!

あれとかこれとか:
都合4回制作された「恐怖シリーズ」第一弾にして、デビュー・シングル「恋の終列車」が初めてフィーチャーされた回でもあります。TVシリーズの放映開始と同時にチャート入りしたこの曲は、ショウの好評につられてヒット・チャートをぐんぐん上昇し、11月にはNo.1にまで上り詰めることになります。演奏シーンとドタバタをうまく組み合わせたここでの使い方は、まさに後のMTVの祖先というべきもの。ストーリー的には相変わらず不条理な部分が多いですが、スチュ・フィリップスによる、テルミンを多用した異様な劇伴(その後の「恐怖シリーズ」でも随所で再使用されている)の絶妙な効果、デイビーとエリーが見つめ合うシーンでの「瞳の中に星」など、注目すべき要素も見受けられます。日本放映用の吹き替え版では、今となっては寒いギャグの類いが取り入れられることが多いのですが、今作でも「遺産なんて胸焼けした時くらいにしてほしいよ」というマイクの台詞が。日本語にし辛いニュアンスの場合は、こういう風にしのぐしか手がないんですね。

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City Jungle Part 1

渋谷経由で代官山へ。4年後には繋がる東横線とはいえ、たった一区間乗るためにホーム間を移動するのはかなり厄介。慣れないと、とんでもない所に出てしまいそう。そして、帰路は初めて渋谷始発に乗る。同時間帯の山手線外回りホームに比べると、この長閑さは一体なんなのだろうと。まぁ、これがC.C.レモンホールあたりでJ系とかV系のライヴがあった後とかだと、話は違ってくるんだろうけど。

そんで、誘惑に負けてこういうのを買っちゃった。
VENUS北京―篠山紀信北京オリンピック女子アスリート写真集 (サブラムック)VENUS北京―篠山紀信北京オリンピック女子アスリート写真集 (サブラムック)
(2008/07)
篠山 紀信

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五輪自体に対してはそんなときめいていないし(中継含めて)、この本だって伊藤華英たんが載ってなきゃ買うか! なんて言ってスルーしかけるも、何やかんや言って拒絶できないのだよね。大体、篠山紀信先生に撮ってもらえる機会を拒絶する術など、ある訳ないでしょう、乙女としては。まぁ、コレクターズ・アイテムですね。でもやっぱ、華英たんを西田幸樹氏か鯨井康雄氏あたりが撮ったとしたら、絶対別の意味で(以下略......) そういえば、写真集買うのは昨年出た浅尾美和の以来だな.....
ときめきが遠ざかったというか、違う意味でのときめきが身の回りに増えたのは当ってるけど、もうアイドルに萌える年頃ではあるまい。目ざめないと。まぁ、この辺の事情については、話すとややこしくなるので、またいつか。

今日(9日)行った代官山のライヴハウスの上にあった日用品屋さんの方が、ずっとときめき度が高い。もちろん、遠回しにだけど。

◆Alice in Wonderland 〜森のお茶会vol.3〜 @晴れたら空に豆まいて (代官山)
さて、そのライヴでまたまた衝撃のアクトに巡り会う。その名は、秋福音。
先月29日出かけた若尾伊佐子さんの舞踊イベントで、付随音楽を担当していらっしゃった福井香菜子さんを中心とした、パフォーマンス・ユニット。あまり堅苦しくない音要素を使って、ストイックなパフォーマンスをやり倒すという、先日のライヴのコンセプトをさらに拡大した趣で、まずYouTubeで観たライヴ映像に衝撃を受けてしまった。うん、きっとこれは何かがあるぞということで、意外と早く生演奏をチェックする機会がやってきた。
ステージ狭しと並べられた楽器と機材、しかも今日はステージの外まではみ出している楽器まであるでは! そして演奏が始まる。特殊奏法を駆使したピアノ、ギターやベースなどのコンヴェンショナルな音要素に加え、尺八、琴、フルート、アコーディオン、さまざまなジャンク。勿論笛もあり。皆思い思いの音を出していると思いきや、どこかで有機的に絡み合い、不思議な音空間を編み出している。これもまたジャム・バンドの一つのスタイルなり。そして、そのど真ん中で活躍するメインの楽器、それは何とコーヒーである!
演奏しながらコーヒーを作るというパフォーマンスは、その都度スタイルを変え、違うメロディを奏でている。ある意味、流しそうめんライヴ以上の衝撃。何たって、演奏と同時進行で行われているのだから。
あぶない音楽にありがちな堅さもなく、演奏し終わったあとのメンバーたちの爽快感溢れる表情は、また絶対どこかで体験したいという気持ちを増長させた。あと半年前に知っていたらなぁ......そして、果たして「ピアノであぶないことはお控え下さい」令&「演奏中はコーヒーの注文はお控え下さい」令の出されているあのハコで、このステージは再現できるのだろうか? いや、絶対やる! 許して!

その前後をハートウォーミングな歌世界を紡ぎ出すアクトが固めた今日のライヴだったが、中でも既にいくつかのアニソンを作るなど、表舞台での活躍を見せている「二足のサンダル」は印象に残った。歌手の存在感というより、歌作りの上手さ。決して賛同できないようなテーマであっても、曲がちゃんとまとまっているだけで、とても魅力的なものに変わるんだな。こういう曲の作り方が出来る者こそ、オーバーグラウンドでやり抜く事が出来るんだなぁって、改めて思った。

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episode 1: プリンセス誕生

9日からしばらく飛び飛びライヴ三昧の日々に突入しますので(ばてない限り)、恐らくそのライヴの感想を翌日の日付で記すというパターンが続くと思います。ならば、日付を無駄にしないため、さっさとモンキーズ・ガイドに突入しましょう。その前に、まずは基本的な事柄を記しておかねば。

言うまでもなく、基本的にモンキーズのメイン・キャストは次の4名から成っています。
*ミッキー・ドレンツ (声: 鈴木やすし) 基本的にファニーで元気いっぱいのキャラ。物真似とスマートな話術が得意。でも4人の中では一番基礎体力がなさそう。
*デイビー・ジョーンズ (声: 高橋元太郎) 童顔で守ってあげたくなるキャラ。常に恋に落ちやすい性格で他の3人を悩ますことも多く、でも実は芯が強そう。英国出身。
*マイク・ネスミス (声: 長沢純) グループの音楽的牽引役でスポークスマン。いざと言う時には頼りになるが、無関心なものにはとことん無関心というタイプ。ウールハット。
*ピーター・トーク (声: 太田博之) 本人の意思に反して常に憎めないバカキャラを演じている。でも実は繊細かつ物怖じしない人。バカキャラ全盛の今の日本の芸能界に、こんな貴重なキャラは絶対いない。

この4人に色々な敵キャラやユニークな脇役、時に個性的なヒロインが絡み、ストーリーを作り上げて行くのが基本ですが、ちゃんとしたスクリプトは無しに近く、彼等の台詞に関しては大幅にアドリブが取り入れられており、常に予測不可能。毎回1〜2曲の楽曲が挿入されており、その中ではストーリーにアクセントを与えるドタバタが行われたり(通称「Romp」)、最初から最後まで演奏シーンが見られたり、もしくはその2つのミックスというパターン。

66年9月の放映開始から、翌年4月放映の第32話までが、所謂「ファースト・シーズン」。65年11月に、テレビ局へのプレゼンの役割を果たす「パイロット・エピソード」が撮影されたあと(これは再編集を経て、第10話「スイート・シックスティーン」として1年後放映されます)、更なる特訓を経て、翌年5月より本格的にTVショウの制作がスタートします。その間、音楽班が必死で使用楽曲を練りまくるわけですが、それについてはここではおいといて、当時の彼等のスケジュールは、一週間に3〜4日集中的にショウを撮影し、その合間にレコーディングとリハーサルといった感じで、そのペースが翌年1月まで続きます。その後、初の米国ツアー、プロモーションと勉強を兼ねた英国行きと続くのですが、その間撮りためたショウの放映とレコード発売が絶妙に絡んで、彼等の人気は絶頂に達するのです。その副産物としていろいろと葛藤劇も生まれるのですが、その話は別の機会にということで。

それでは、本題・第1話「プリンセス誕生」の話に行きましょう。ここでは、ありきたりなあらすじ引用と一線を画すため、それぞれのストーリーをメンバーもしくは登場人物の妄想ブログという形でまとめることにします(これこそが黄金パターンだな、同人ワールドの)。その前に放送年月日と、オリジナル放映版における使用楽曲をそれぞれ記します。

原題: Royal Flush
OA:1966-9-12 (米国)/1967-11-3 (日本)
songs:
今日は不利 (This Just Doesn't Seem To Be My Day) "The Monkees"収録
希望を胸に (Take a Giant Step) "The Monkees"収録

妄想ストーリー:
やぁ、僕デイビーだよ。記念すべき僕たちのTVショウの初っ端から、波乱がいっぱいの予感。僕ら、4人で海辺に建つ小屋に住んでいるんだけど、ある日海に出てみたら、女の子が溺れているじゃん! ここで助けずして男が立つか? でも、その助けた女の子ベティーナ、18歳になったらハーモニカ王国(どこや?)の王位を継承するという、普通じゃ考えられない娘なんだ! そしたら、怪しいオヤジが二人やってきて、謎の言葉を囁いてった。一人はベティーナの叔父で、姪なんかに易々と国王の座を明け渡してたまるかと意気込むオットー。もう一人は彼の補佐、シグムンド。彼らの残した言葉はよくわからなかったけど、どうやら彼女も僕も、先行き下暗しといった雰囲気みたい。わざと壊れたゴムボートをプレゼントして、溺死させるつもりだったらしいぞ。
さぁ、そこで正義の味方モンキーズの出番だ! 彼女達のいる高級ホテルにいきなり乗り込むなんて、かなりリスキーだけど、突飛な作戦で奴らの悪巧みを何とか阻止してやるとみんな張り切ってるよ。一時は奴らを煙に撒いて、何とかベティーナをかくまってはみたけれど、奴らも負けちゃいない。彼女も身内には逆らえないし、僕らはシグムンドに監禁されて成す術もない。でも、タイミングよくいたずらが功を奏して、脱出成功。僕とオットーは剣を交えて決闘、のつもりで時間稼ぎ。やがて12時がやってきて、ベティーナは晴れて18歳になった途端、王位を行使して悪い奴らを逮捕させちゃったんだ。目出度し目出度し。
で、最後にとんでもないオチがつくんだけど、それは秘密ね。

あれとかこれとか:
第一回にして、デイビーと女の子の絡みという黄金律が確立され、善と悪の対決をハチャメチャに描くという、Rompの基本が出来上がった記念すべき作品。ギター型のフレームがズームアウトしていくと、その中から次のシーンが現れるというパンや、キャプションの使い方など、斬新な手法も鮮やか。オチも含めて、日常ではあり得ないストーリーラインも、カラフルにまとめられていて飽きさせてくれません。なお、92年リリースされたVAP版ビデオでは、「希望を胸に」が流れるはずのRomp場面に、何と69年のシングル「すてきなブルーグラス」が使用されていますが、これは71年に再編集された再放映用のマスターが採用されているためで、日本で放映された版では67年のシーズン狭間の再放映版に準じた「どこかで知った娘」が流れていました。吹き替え版の音声をよく聞くと、同曲のエンディング部分が僅かに残っています。当時はオリジナル版の鮮明なマスターを見つけるのが困難だったのでしょうか、それともまた別の事情があるのか、今となっては謎であります。

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レッツゴー! ザ・モンキーズ! (イントロ)

さて、いよいよスタートにこぎつけることとなったモンキーズTVショウ徒然記シリーズ。まずは前書きということで、昨日記した同人誌に寄せた記事のイントロ部分にいくらか文章の足し引きを行ったものを、前説として再録しておきます。

ザ・モンキーズと言えば、これをお読みの貴方はどのようなイメージを抱かれるでしょうか? 数多くの名曲を生み出した60年代アメリカン・ポップスを代表するグループ? テレビが生みだした、ロック産業化を促進したインチキ・バンド? 確かに、ロック・レボリューションが傍らで進行していた彼等の現役時代は、後者のイメージが大いにまかり通り、彼等自身もそれをネタに悩みながら前進していたわけですが、その反動なのか、近年は音楽面での再評価も進み、現役時からは想像も出来ないマニアックなファンの活躍も目立つようになりました。90年代に彼等の音楽と映像の権利を一括獲得したライノ・レーベルによる良質のCD再発において、音質的改善面で貢献したビル・イングロットと共に、綿密なリサーチとインタビューを軸にした解説と総合監修を担当したアンドリュー・サンドヴァルは、そんな再評価における顔役として君臨し、2005年には正にバイブルというべき究極のデータブック、"The Monkees: The Day-by-Day Story of 60's TV Pop Sensation"を出版。彼等の全てのレコーディング・セッション、ライヴ、TVと映画の撮影その他の詳細が、日記形式で精細にまとめられています。
しかし、肝心の音楽CDに関しては、今の所ライノ社により4枚目のアルバムまでの「デラックス・エディション」化による再発売が進んでいるものの、広く流通しているのはベスト盤のみという有様で、全ての音源を気軽に揃えるのは難しいという状況になってしまいました。それでも、TVショウに関して同様のことをするのに比べたら、まだましと言えます。モンキーズを語る時、TVショウのことを完全無視するなんて考えられますか? そもそもが、ビートルズの映画「ア・ハード・デイズ・ナイト」の米国版のようなものを作るにあたって、一般公募で集められた4人からなるグループなのです。まずはTVショウありき、なんですよ。ビートルズに関してそうするように、どこそこの国の盤のジャケットが特殊だとか、モノラル盤はどこそこのミックス違いが聞き物とか、そんなマニア心理より、ファンサイトで14歳の少女が「ミッキー萌え〜」とか言ってる方がずっと健康的です。そう、40年前のモンキーズは、いつどこのテレビで見てもフレッシュなんですよ。

というわけで、本日よりスタートする特別コラム・シリーズでは、改めてそんなザ・モンキーズのTVショウの魅力について、徹底的に掘り下げてみたいと思います。
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愛は漂白剤のためのものではありません

やっと酔いが醒めてきました。と言っても、暑さのせいで思考状態がなかなか正常に保たれません。これから大事なことを沢山しなきゃいけないのに。こういう時、モバイルじゃないと辛いです。今年の夏はiMacという、また一つ熱を発する機器が部屋にやってきたし、扇風機もいっぱいいっぱい状態でがんばってくれてます。
いっそ、ラジオ体操をするように朝ブログを書いてしまうのは有効だと思ったのだけど、それもうまくいくわけがなく、こうやってビジネス面も含め全ての所用を夜片付けている毎日。開放的な日々に戻りたくても戻れないよぅ。
昨年は夏フェス初日でおめでたく盛り上がった7月7日ですが、今年は久々に何なのさモードに逆戻り。いや、いろいろとときめいてはいるのだけど、それを投影する星空がないだけだ。自分の心の中に。

さて、遂に始める運びとなったモンキーズ・TVショウ総括ですが、このきっかけを作ってくれた事柄について、やっと解禁できそうになってきたので、今日はその話を。
4年前行った、名古屋でのDJイベントから付き合いが始まった、特殊電子音楽ユニット、ン・ワダアキの面々が、新たなる表現手段の一環として同人誌の制作に手を染めるという話を聞いたのが、今年の初頭のこと。カルトなことを語らせたら止まらなくなる丸芽も、この機会に参加してみませんかとお誘いを頂いて、いろいろとトピックを検討してみたのですが、やはり活字で売り物であるわけで、無難でありつつヤバい要素が希薄なものに取り組んでみようと考えた結果、やはり今年初頭から本格的研究を始めた、モンキーズに落ち着きました。
アンドリュー・サンドヴァル氏による超詳細なモンキーズのバイオ本「The Monkees: The Day-By-Day Story Of The 60s TV Pop Sensation」に於いては、レコーディング記録に関しては他に類を見ないマニアックな考察がなされているものの、肝心のTVショウに関する分析はそこまででもなく、また手持ちの映像資料などを眺めてみても、まだまだ解明されるべき部分は多いというわけで、米国発の代表的TVショウ分析サイト「The Monkees Film & TV Vault」なども参考にしつつ、自分なりにまとめることを開始。そしたら、与えられた分量を遥かに越えてしまい、編集作業に手こずりつつ、これでもまだ全然書けてないと痛感する始末。やはり、改めてwebでやった方が賢明だ、というわけで、昨年のプリンス全アルバム徒然記に続く盛大なテーマが決定しました。
といっても、その同人誌の記事に入り口的役割を与えたいという気持ちは当然あるわけで、そのコンセプトを丸コピーではなく、新たにアレンジを加える事も必要だと感じています。そうじゃなきゃ、ルル網日誌の価値がない。そんなわけで、同人誌の方は来月行われる例のイベントで店頭に並ぶのですが(はっきり言って、内容の濃さという点では他の記事の方が遥かに凄い! 開催日が迫ってきたら、改めて宣伝しますよ)、それに先立って、時間軸に従って一日一話ペース、計58回のエピソード・ガイドを、当ブログの一部として割当て始めることになりました。明日はまず、書くべき基本的なことに触れておいて、必要不可欠なイントロにしたいと思います。

ちなみにン・ワダアキの二人は、一昨日のライヴにも遥々来て下さったのですが、彼らの大学の後輩にあたる人物が、ロッテンマイヤーさんのベーシスト・辻君の先輩。彼らの間で色々と奇縁が巡った事が、今回の「39」の開催に繋がったという、これもまたいい話です。今日まで伏せていましたが。

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「39」無事終了

長かった7月5日がやっと終わった。自分の個人的思い入れを露骨に前面に出しつつも、はっきりしたカラーを持ったバンド群を並べて熱狂のグルーヴを終始展開した「39」。感想としては、相応しい日、相応しい場所でやれてよかった。勿論反省点もあるが、それを公にしてどうしろというのだ。いい余韻を保ちつつ、次の段階への肥やしにできれば。

そう、もう既に次のルル網ライヴの日程とコンセプトは決定していて、さらにその次の企画も発動しているのである。そんなわけで、長々と感慨にふけっている余裕もないのであるが、一応来られなかった方々も多々おられるわけだし、イベントの大まかなあらすじだけでも記しておきたいと思う。

the circlets
一発目を決めてくれたthe circlets。一聴した感じだと、少年ナイフの流れを汲む正統派ニューウェイヴ・ポップというイメージを抱きがちな彼らの音であるが、淡々とした表情で進行していくステージを眺めて行くと、実は80年代初期の大阪のアンダーグラウンド・シーンにまで遡れる音だというのが解る。当然、渋谷系のスノビズムとは別もの。前面に立つ女性メンバーたちのクールなたたずまいといい、PALMSあたりの空気感が伝わってくる。思ってみれば、少年ナイフってその頃のアングラな関西サウンドの中のポップな部分を抽出して世界に知らしめたわけだから、何となく納得。今回のオープニングに相応しいバンド。推薦してくれたロッテンマイヤーさんに改めて感謝。

5884
続く5884。先日の野外ライヴも凄かったが、遥かに密閉された空間であるHOT SHOTでは、がっつり感が100倍位増幅されて伝わってくる。80年代感が希薄なこのサウンドは、前のバンドから繋がって流れてくると、余計時代性を掻き乱し、混沌感の強い世界に誘う。でも、これこそがルル網の考える2008年の音。前回のHOT SHOTで一発目を務めた松井繁彦さんもそうだったが、このステージこそはもっと多くの人に観てもらいたかったな。

surfica
3番目はsurfica。5月にHOT SHOTで観た時とも違う、大胆な技を繰り出してくれた。「39」の隠れテーマに符合したような、ジャジーでファンキー、それでいてパンク。しかも乗れるというグルーヴだ。華がない分、粘っこさで勝負といった感じか。当初参加予定だったサックスのお嬢さんの代わりに参加したよっしー氏の、男気溢れるフルートが素晴らしかった。実は男性フルート奏者をライヴで聴くのは2回目であるが(男女比1:20位?)、お客さんとして来て下さった江藤みどり嬢も思わず敬服という凄い技続出である。今回のライヴのカラーとしては、それでOKなのです。

ロッテンマイヤーさんのメガネ
そして、トリは今回の主役、ロッテンマイヤーさんのメガネ。初東京ライヴということで、想像を遥かに越える驚異的な動員力。草の根レベルで人気上昇して、格好のタイミングでルル網ライヴにはまったなんて、嬉しいとしか言い様がないですね。ふわふわしたヴォーカルの存在感に、これまた80年代テクノを彷彿とさせるピコピコ感。しかし、キュートなフレージングが指で奏でられるところに、彼女達のライヴの醍醐味がある。客席から「カワイイ」という声が続出。この指先テクノは、一度触れると病みつきになりそう。シンセだって立派な萌えツールなのです。勿論、楽曲の魅力で、主流的歌姫ファンにも訴える力ありまくり。昨年のタイフーンの時に続いて、アンコールなるかと期待したのに.....でも、これだけ盛り上がって終わったら、もう何も言う事ないですね。

当日発売39周年を迎えた名曲「こんなにこんなに愛してる」に対する自分なりのトリビュートで始まった「39」。この真夏の夜、得たものは大きいです。バンドの皆様、来て頂いた皆様、どうもありがとうございました。

明日からは、次回ルル網ライヴに向けてのいろいろやら、夕涼みを兼ねたライヴレポを挟みつつ、いよいよ待ちに待ったモンキーズTVショウ・エピソード・ガイドを始めてみたいと思います。58日連続とは絶対いかないと思いますが、なんとか3ヶ月以内に完結することができればと。

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明日だ!

ルル網ライヴ第12回目となる「39〜先生! Falettinmeが辞書に載ってません!」、とうとう開催前日となりました。
出演アクトが全てドラマーを従えたバンドという、ルル網史上初めての試みだけに、営業面でも過去と趣を変え、奔走してきました。とにかく明日という日が自分にとって特別な日だけに、ここは絶対無惨な結果に終わらせたくないのです。ノリたい方、痺れたい方、是非とも来て下さい!
色々な事が脳内で同時進行していますが、一つ片付いたら今度は別の事が加速するのは目に見えてるので、落ち着いてはいられません。暑さもエスカレートしてきてますが、決してのぼせないように。
しつこいけど、ビラ。

「バーゲン」よりはその次の曲の方が好きだな。短いけど。(テーマトラバに冗談はまずいでしょうから、やめときますが)
フーズ・ネクスト+7フーズ・ネクスト+7
(2006/10/25)
ザ・フー

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明後日!

昨日日記をアップしたおよそ2時間後の出来事だったが、決してネガティヴな表現は使いたくないけれど、内心ムムッと。思わずニルソンの「傷ついた心」をかけたところをLast.fmに晒してしまいました。まぁ、一度はこの曲を1時間に6回も流したのを晒したことがあるから、その時に比べると遥かに軽症でしたが。
要するに、自分が楽しみたい、後押ししたいという気持ち以上に重要な戦略があって、それを実行することが叶わなくなったと。詳しくは、3日以上過ぎたら書きますが。

それを別にすると、「39」に向けての胸高まり状態はますますエスカレート中です。そのままの状態でクライマックスまで持って行くためには、HOT SHOT全体がグルーヴの渦に包まれねば始まらないのだ、というわけで、まずは皆さんが集ってくれること。これが肝心です。

もう一度、念を入れて各出演アクトのご紹介。(リンク先は全てMySpace)
ロッテンマイヤーさんのメガネ
京都発、少し不思議なポップバンド。様々なジャンルの音楽を吸収しながら、終着点はポップ。独特な歌詞の世界観と少し憎らしい楽曲アレンジを中心に新しいポップを目指しながら活動中。彼らを知ったきっかけは、一昨年春の竹上久美子嬢の京都でのワンマンライヴの際、何曲かでパーカッションを担当していたみやま嬢が、当時ドラマーとして参加していたことで、その後も何度かルル網ライヴに誘うも、日程的に都合が付かずという状態が続いた。しかし、今年になってから、思いもかけない別コネクションの魔力により、彼らの方から東京ライヴをしたいという打診があり、ルル網が喜んで後押しするという形で実現の運びとなった。その際、関西からいきのいいバンドを一組紹介してほしいという条件がルル網から提示され、そこにはまったのが......
the Circlets
少年ナイフ以来根付く浪花乙女の自由奔放なポップ・スピリット、そして60年代的センス溢れるメロディと疾走感。ワールドワイドにアピール可能なパワーポップの種が撒かれる! ロッテンマイヤーさんの熱烈リコメンドを受けて、MySpaceでチェックした彼らの音は、今回のコンセプトにぴったりはまり。彼らも今回が東京での初ライヴですよ。素敵な音を求める皆さん、是非ともチェック!
5884
猥雑なリリシズム溢れる大人のパンク・ロックから、ちょっと進化してヘヴィなサイケ・デュオへ。奇想天外な展開を見せるステージングは必見です。ルル網とは第2回ライヴ以来お世話になっているくつしたがドラムで参加。バンドのスタイルは変化したものの、反比例的に過激化するステージでの存在感は、今回のライヴをさらにハードコアな境地に導く予感。
surfica
一つの表現法に捕われない斬新なエレクトロ・サウンド・スタイルを追求する変幻自在ユニット。元々、彼らをチェックするチャンスは、今年2月24日のネクストサンデーでのライヴで訪れたのですが(その時は、江藤みどりさんがフルートで参加)、体調不良につき残念ながら叶わず。リベンジのため訪れた5月6日のHOT SHOTでのステージで、即時ノックアウトされ、その場で出演を打診。これで出演バンド4組が揃いました。その時出会った素敵なサックス娘の参加は、今回残念ながら叶わなくなってしまいましたが、またも意表をつく編成で爆裂サウンドを聴かせてくれそうです。

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今回ばかりはテーマトラバはしませんよ (謎)

昨日はさすがに更新パス。つーか、「39」のOPとEDに流すSEをいざCDに焼こうと、両方のファイルを焼きソフト(最近はiTunesは焼き用に使わなくなった)の画面にドラツグしたら、両方ともED用の9分ファイルになっていて動揺した。ED用のものを一度Macに取り込んだとき、所々ディストーション気味の潰れ方をしていたので、インターフェイスを新調した後、取り込み直したわけ。その際、うっかりしてOP用(30分)につけたファイルネームを付けて保存してしまったので、OP用が消えてしまい、その事に数日間気付かず過ごしていたのだ。しかもMTRのHDDにもOP用のオリジナルを残していなかったので、急遽繋ぎ直し。さすがに、いい音質のソースがある場合(爆)は、iTunes用のファイルではなくCDやレコード使いたくなるわけで。一部曲を入れ替えたりしたんですけどね。そのせいで、ただでさえ軽度の夏風邪気味だったのに、余計くさった。まぁ、折角下半期に突入ということで、ブログのテンプレートを変更してみたのですが、いかがでしょうか。動機としては、一昨々日阿佐ヶ谷のネットカフェに入ってwin機で当ブログを見てみた際、あまりのレイアウト崩れに違和感を感じたというのもあり。実は前々からそうだったのだが、区切りとしても丁度いいし。デザイン的にはもっと気に入ったのあったのだけど、エントリーの一番上に更新日が表示されないやつはアウトにしたので。

何気なく、昨年末のエントリー「流浪の民」を見ていて、そこに連ねられた昨年度の出席ライヴに再度想いを馳せていた。ルル網の夏フェス3Days、函館まで追いかけて行ったケフィ、ニーハオ! 緑ジャージ在籍時最後のライヴ、黒沢進氏追悼イベント、わくわくガールズや立木久美子さん(初代込み)との出会い、そして大晦日の「除夜舞」.....多数のモニュメンタルなライヴがあったが、今考えてみたら、一番モニュメンタルと言えるのは、実は自分が出席しなかったこのライヴだったのではないかという気がする。
4月15日、阿佐ヶ谷ネクストサンデー。
この日、くつした女史が初めてこの小屋に出演。ハコ自体を絶賛したのみならず、そのブログに書かれていた、対バンの一人のステージに突然リコーダーを持って客演した店員の女の子という存在に非常に興味を持って、ここはいつか行くべきだと決心した。結局最初に行ったのはその5ヶ月後だったのだが、期待通りいい雰囲気のハコで、その場で次回はここでという思いにかられたのである。この日はフルート姫・江藤みどりさんを初めて認識した日でもあったのだが、例の笛吹き娘をチェックする段階にはまだ至らなかった。年が明けて、「恋ひな」のプレゼンのためにそこを訪れた時、その彼女こそが大口沙世さんであることをやっと教えてもらった。そして、現在に至る......

この肝心な日、自分は何してたかというと.....前の日に2ヶ所ライヴをはしごしていたので、自然と引きこもりかよ.....これはいけないな(つーか、その日のmixi日記のやりとりが、何気にヤバい)。今月は、「39」を終えた後、都合8回のライヴに印をつけた状態になっているが、どれも大切なものになりそうなので、そう簡単に体は壊せません。そして、内2回がNSです。
むしろ、来月某日周辺に京都にいるべきか否かというのが問題だな。大っぴらに言うと、また後味の悪い事になるかもよ。

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No *y*o No Life

いや、今日(実質的には6/30付)の更新はパスしようと思っていたのだけど.....「39」を4日後に控えた身で、こんなときめいていいのだろうか。来週以降のカレンダーが凄い勢いで埋まって行ってます。何とか、損失を最低限に抑えて、行動費を確保しないと。実際には7/5当日から次の段階に向けての営業がスタートするわけだし。まぁとにかく、皆来てくれ! 特に初東京ライヴとなる関西の2バンドの応援に、貴方達の力が是非必要なのだ! あとはライヴが始まるまでのシナリオをちゃんと完成させるのみ。名刺代わりの上質紙ビラも結局全部撒ききって、手元にはもう一枚もないのですよ。昨日NSで歌姫達にそこにある分を渡そうと思ったけれど、NSの店頭在庫(?)もなくなっていて、皆持ってってくれてるんだなぁ。嬉しい。萌え真里姫(謎)の効果絶大ですね。
これで「39」を終える頃、家庭サービスからカムバックした主食供給主のR**i**h**e管轄画面を久々に目にして違和感を感じたりしたらまさに本望だな.......なんて、そんなことは絶対ないって! (爆)つーわけで、少しでもいい方向に持って行くために、昨日ユニオンでガレージのコンピ2枚を久々に購入。だって、50%OFFですもの奥さん! 昨年出た「内輪差」(謎)とか、アレックさんに尽くすため、敢えて手付かず(謎)にしていたのですから。そうこうしているうちに、半年程前に注文をキャンセルして、その後もずっと入荷状況をチェックしていた(そして、同様に手付かず(謎)にしていた)某ガレージ・バンドのアンソロジー2枚組が突如○M○に入荷したりして。サービス適用するだけのために他のものを買う程の余裕ないけど、あるならあるうちに買うしかないでしょう。ああ、余計苦しくなる。とにかくもう一度、みんな来てよ!

昨日は全アーティストの演奏が終わった後、ステージ上に椅子を並べて座談会という斬新な試みがあった。女の子4人なんでとにかく賑やか。いくら歌が内省的だろうが、歌姫同志心が通えばただの乙女の集いだ。どうせなら、サポートで参加していたピンでも活動している二人と、ついでに沙世さんも入れれば壮観だったろうに。こういうの、ルル網ライヴでやったとして、果たして上手くいくか。いくら異質なライヴが有機的に繋がったとしても、アーティストを横一線に並べて世間話が進むか否かとなると、読めないよねぇ。その点、今まで一番上手く繋がったのは、やはり一昨年の京都ライヴだと思う。距離感がそうさせたのか。とにかく、これは今後に向けて大いに参考にしたいと思います。音楽的な融合のことばっかり考えすぎて、こういう基本的な部分を蔑ろにしていました。
あと、誰の曲か読めなかったけれど、幕間も乙女ヴォーカルもので統一されていて、これも好感。ここまでやる方が普通なのだ。ルル網も、自然にやっとけばいいものを、毎回幕間音楽の繋ぎは屈折しすぎてるし......いや、これは寧ろ「癖」ですから。どうせなら、そっち方面でもっとシンパを増やす。その方がずっといい。
何せ、とあるブログ見ちゃったからね。そっち方面の面子はまず「除外」したいです、例外もありますが。幸い、NSとモナレコとKAKADOは「対象外」とされていたけれど。

そういえば、80年頃に観た音楽番組で、当時の人気「歌姫」達が集まって何曲かずつ披露する合間に、普段着トークがちょっとだけ挟まれたのを覚えている。皆当時20代前半というお年頃だけあって、パブリック・イメージから想像できない、渋谷にあった某ケーキ屋さんの話とか、キャピキャピした乙女トークが飛び出してきて、びっくりすると同時に結構萌えた。その時のメンバーは、上田知華、谷山浩子、八神純子、久保田早紀の4名。後者2名は確かそうだったなという程の記憶しかないけど、前者2名の歌唱シーンのビデオは我が部屋の深層のどこかに眠ってるはず。この二人のキャピキャピトークって、想像できますか? 浩子さんがラジオの番組で歌った「愛の水中花」、これも忘れられない。
90年代ガールポップ全盛期には、確か井上昌己、森川美穂、かとうれいこともう一名誰か....確か森丘祥子だったっけ....という面子で、同様の番組やったのを観た覚えあるな。いつの時代も、かしましはいいものです。

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