しそ三日目

連休三連続舞踊鑑賞計画、三日目は武蔵小金井にあるフリースペースART LANDにて、万城目純氏企画「マッキーの種子 is alive!」。初めて訪れたこの場所は、アートスペースの癖して剥き出しの場末感が爽快。蒲田Studio 80に通じる空気を有している。

5組のパフォーマーが登場したが、何せ青山さんの壊れていながらも基本的にはショーっぽい展開と、麻希ちゃん達の疾走感溢れるヤング・ワールドの後だと、どうしても堅いイメージを感じてしまうアクトが続き、最初の方はちょっと疲労感が。大庭三奈さんのパフォーマンスは、独自の宗教観が伺えるところはいいのだけれど、果たしてどこを向いているのか読み辛いし、小林友以さんの、殻のままの状態で静かに動きを展開するというアクションも、見る角度によると主旨が伝わりにくいという気がする。寧ろ、静寂の中にいくつか割って入ったハプニングが、まるで仕込みのように面白く感じられた。
はっとし始めたのは、3組目の南阿豆さんの後半から。淡々と流れる音に躍動感をつけて行くような前半から一転し、一切の音を排しつつ、自らの狂気を剥き出しにするような展開となる。彼女を観たのは昨年2月の万城目氏のイベント以来だったが(あの時は同じステージ上に江藤さんとさのともさんと在ルさんと吉本さんがいたという、ある意味とんでもない豪華さだった)、着実に自分の世界をものにしてるという感じ。
今名前が出た吉本裕美子さんは、今回は中村公美さんとコンビを組んで登場。前のソロ公演でジュリーやPYGをバックに舞っていただけあり、サイケなギターとの相性もばっちりで、寧ろ今回の方が毒が多かったという気がする。顔だけで充分動きを形どることができるのは凄い。吉本さんのギターは、エフェクターの不調な箇所がいくつかあったとはいえ、透明度の高いサウンドで、公美さんの服の色に充分映える。
そして、ラストの福島佳奈さんが凄かった。今までで見たダンス系パフォーマンスの中では最もパンク。自然との調和というテーマをここまで破滅的に表現してしまうなんて。しかもそれを普段着で演じてしまうというところも凄いし、これはライヴハウスで見てみたいという気がする。でも、これやったらもうおしまいだろうな、きっと。

アクトの凄さに加え、自分の隣にな、なんとリスペクトしまくりの若尾伊佐子さんがずっといたおかげで余計どきどき状態。ルル網ライヴに来て頂いたことはあるけど、共に客席でダンスを観ることになるとは...そして年末に向けて、凄いイベント目白押しで大変なことになりそうだ。

レイジーサンデイアフタヌーナー

横浜から想定外の約2時間で帰宅。以前は京浜東北線位しか選択肢がなかったわけだが、想定外のスムーズさにびっくり。さすがに二日連続で同じように出陣するとなると疲れそうだが、いい勉強になりました。天気がよければもう少し粘れたのだが.....

今日は新鋭ダンス集団・middle name marketの旗揚げ兼卒業公演、「どうしてこんなことに!!」を観に、横浜駅近くのSTスポットへ。この若さ溢れる集団の中心にいるのが、他でもない昨年の「杉並海底大探検」で入魂の踊りを見せてくれた、伊藤麻希さんである。彼女を中心に、研ぎすまされたストイックかつフレッシュな感性に彩られた7人が、所狭しと日常のアレやこれを身体表現。
とにかく、色んなカラーが入り乱れつつ、終始アグレッシヴな表現で貫かれているのが、いかにも彼女らしい。若さゆえというか、時々転びそうになりながらも勢いで突っ走るところが、見ててさわやか。多少セリフはあるものの、基本的には無言劇(途中、麻希さんがいきなり歌い始めるあたりに意表を突かれたが)。身体の動きが主題をあらゆる方向に拡散させつつ、最後にまた一つの場所にまとめてしまう。観る側も圧倒されながら、さわやかな空気を受け止めずにいられなくなる。
昨年初めて麻希さんのダンスを見た時には、その随所から放たれるぶっ壊れすれすれ感に感銘を受けたけど、今回の公演に及んで、改めて何にでも果敢に挑めそうな人という印象を抱いた。あと、もう一人終始しなやかに舞い続けた長身のダンサーの存在感が印象的。またやってほしい!

今日もまた傾向の違うダンス・イベントに行ってきます。まさに芸術の秋を体感という感じですな。来年も明けてすぐ新人シリーズだ!

I Want You (She's So...)

横浜に来ています。昨晩に続き、今から楽しみな公演が控えていて、家に戻るのも野暮だと思い、川崎で一晩を過ごしたのですが、副都心線の開通で思いの他行きやすくなり、経済的にもそれ程負担にならなくなったので、その必要もなかったかも。結果として(寒さのせいもあり)ネット環境のある場所でこのエントリを打ってるわけです。

さて、昨晩は青山るりこさんの自主企画「まろぶ まどろぶ ラージヒル」を観に、大倉山記念館へ。普段新幹線の窓からしか見ることのないかなりの山の手に、いきなり現れる古風な建築物。その中で、いかなるハプニングが展開されるのか。
唐突に建物の「廊下」に案内され、そこで展開されるダンス短編集。まるでレジデンツ「コマーシャル・アルバム」のような趣だが、ここでは場所の選択も含めて、観る者が踊らされているような錯覚に陥る。関係なく行きかう人々の様子まで含めて、チャンス・ミーティングなパフォーマンス。
その後、場所を転々としながら、観る側も次々と踊らされ、遂にはホールの壇上にお客さん一人を上げ、整体パフォーマンスが始まる。されている側は無意識に気持ちよくなってそうだけど(さすがに最後には顔が赤くなっていたが)、観る側としては青山さんの動きまで含めて、さまざまな妄想が試されるという、奇抜な罠が待っている。そのバックでは、癒し系音楽と対極のノイズが、人力ギズモ(?)を仕込んだヴァイオリンから発せられる。
クライマックスは、そのテンションを保ったまま、紅葉に埋もれた屋外へ。あっけにとられながら、みんなと共に散っていく、
周囲を手玉にとっての一大寸劇は、彼女の脳内にある宇宙の集大成。整体パフォーマンスは、ライヴ企画の幕間に持ってきたら効果的だろうなと思った。やっぱり、今後のF.V.の展開には、彼女の力が必要なようである。

2000年代音盤回顧 その3

2000年代年度別音盤ベスト10、いよいよ昨年までの分を改めて振り返ってみたいと思います。

2006年
1. スローン/Never Hear The End Of It (Murderecords)
2. プリンス/3121 (NPG)
3. ドニー・アイリス/Ellwood City (Primary)
4. スクリッティ・ポリッティ/ホワイト・ブレッド・ブラック・ビア (Rough Trade)
5. ベック/ザ・インフォメーション (Interscope)
6. ザ・ビートルズ/LOVE (Apple)
7. ザ・フー/エンドレス・ワイヤー (Universal)

8. Moga Hoop/モダンガール (Lastrum)
9. プライス&ウォルシュ/Temptation Eyes: The Price And Walsh Songbook (Rev-Ola)

10. V.A./BEATLEMANIACS! The World of Beatles Novelties (Ace)


何故かこの年は、他の年と比べて洋楽新作の豊作度が相対的に高すぎという特異な年となり、ある意味パッケージ文化の黙示録を象徴したかもしれません。惜しくも外れたアルバムにまで、そのアーティスト屈指の良作が含まれたわけですから.....スローンの超大作は、2000年代の「ホワイト・アルバム」でありながら2000年代の「アビイ・ロード」でもあるという、パッケージの限界に挑んだ野心作。日本盤が出なかったのは惜しすぎ。ベテランの復活、そして対照的に日本のフレッシュなガール・パワーを象徴したMoga Hoopと、とにかく普通に力作が目立った一年でした。

2007年
1. 大口沙世/マンモスのうた (Next Sunday)
2. M.I.A./KALA (XL)
3. yuko ikoma/esquisse (Wind bell)
4. V.A./Get Ready To Fly! (Big Beat)
5. ウィーン/La Cucaracha (Rounder)
6. プリンス/プラネット・アース (NPG)
7. V.A./Love is the Song We Sing: San Francisco Nuggets [Box Set] (Rhino)
8. ポール・マッカートニー/メモリー・オールモスト・フル (Hear Music)
9. ザ・ゴー! チーム/プルーフ・オブ・ユース (Memphis Industries)
10. 本間絹子/おはなしレコード (Geneon)


翌2007年も、洋楽勢の頑張りが目立ち、特に新しめのアクトの良作に唸らされた一年でしたが、結局一番聴いたアルバムは、翌年の2月になってから入手した沙世ちゃんのアルバムでした。理想の歌心がぎゅっと凝縮されている一枚。深い癒し系というべき生駒祐子さんのアルバムは、もっとこんな音楽が世に溢れるべきだと改めて思わせてくれます。

2008年
1. ブライアン・ウィルソン/ラッキー・オールド・サン (Capitol)
2. デニス・ウィルソン/パシフィック・オーシャン・ブルー (Legacy)
3. 神農幸/はじまりは中之島 [single] (中之島)
4. ベック/モダン・ギルト (Hostess)
5. スローン/Parallel Play (Murderecords)
6. shibata emico/in the night (blunstone)
7. くつした/OL10年生 [single] (Innocent)
8. ザ・レジデンツ/The Bunny Boy (Mute)
9. ルフラン/めざめ (My Best)
10. ガンズン・ローゼズ/チャイニーズ・デモクラシー (Geffen)


昨年度は新作・再発と、ウィルソン兄弟の1・2フィニッシュという結果に。「スマイル」にしろこのアルバムにしろ、結局曲単位でiTunesに入れることはありませんでした。トータルとしてのアルバムの魅力を分解することを拒絶する、至高の光を放っているアルバムです。早くから注目していた娘(?)たちも、パッケージとして充分価値ある作品を作り出してくれたし。いずれ黒歴史になる時が来ようが、決して忘れることはないでしょう。そして、ガンズは出たことだけで10位以内に入れる価値があります。

残すは本年度ですが、とりあえずは然るべき時期が来るまで保留ということで。

無情の世界

緊急日記ですみませんが、これは事件です。早急な解決が望まれます。とにかく、ここでも書かせて下さい。

先日、我が人脈からそれほど遠くない存在であるミュージシャン達、Qurageとcirceが地方ツアー中、名古屋にて彼らの楽器や機材を積んだ車が荒らされ、それらの殆ど全てが盗難に遭うという事件がありました。
詳細はQurageのブログに記載されています。
もしここを見ていらっしゃる中に何らかの手掛かりをつかんだ方がいらっしゃいましたら、敏速に連絡してあげて下さい。よろしくお願いします。

Qurageの存在を知ったのは、今年4月。9月に開催するF.V.始動記念(のはずだった)ライヴの出演アクトの一組として、キスミワコの抜擢を決定し、彼女への挨拶を兼ねて出陣したグレープフルーツムーンでのことでした。以前「夏フェス」に出て頂いたこともあるグーミが対バンということで、良好な状況に至ると判断したのですが、そのライヴの主催者兼アーティストとして、その場を仕切っていたのがQurageだったのです。
残念ながらその時は、近くの池尻大橋にてさのともさんのライヴに駆けつけるため、彼のライヴを見ることは叶わなかったのですが、その夜、彼を含む複数のアクトのサポートを務めたmiyamoさんのミュージシャンシップに心を動かされたこともあり、要注意アーティストの仲間入りをしました。
また、この時オープニング・アクトとして登場したマリンバ奏者、teraさんがメンバーの一人であるのが、今回共に被害者となってしまったcirceです。キスさんがO.A.として出演した彼らのレコ発ライヴは、残念ながら観に行けなかったのですが、その一つ前の出演となった高円寺マーブルトロンで対バンとして登場したQurageのライヴを、やっとチェックすることができました。先日雰囲気ゾワゾワ楽団をキャッチするために名古屋に出向いた翌日、彼らは京都へと遠征しており、そのライヴの主役は他ならぬはしもとかよさんでした。今となっては無理してでも寄ればよかったと後悔しています.....

そんなこんなの関係しかない2組ではありますが、住んでいる場所が非常に近いmiyamoさんが間に入っていることを考えると、とても人ごととは思えません。と同時に、このような状況でツアーをせざるを得ないという現状を目にして、やはりミュージシャンって阿漕な存在でしかないんだと改めて確認しました。
そして、余計12日のエントリで触れた話題に対して、ファッキンとしか思えなくなるのです。そんな阿漕な存在に対して自分のいいようになる状況を強要するなんて....万人の妄想を満たし続ける立場からの反動とはいえ、それは酷すぎる。楽器はミュージシャンの命ですよ。異性に貢ぐことがそれを越えたら困るんですよ!
今回の事件で、miyamoさん周辺には被害がなかったようですが、安心したというより、バンドメンの皆様のデリカシーに、こうでなきゃいけないのだと胸を撫で下ろしました。本当はこんなこと書いちゃいけないんだけど。

と同時に、これから「状況を作って行く」者として、この現状を見据えつつ、何とかいい方向に持って行かねばならぬという決意も抱かずにいられません。明日Qurageが出演予定のライヴの対バンに、昨年の初頭、ライヴの運営に関して揉めに揉めた相手の名前を見つけたからです。
彼とはその夏、実際に対面して、和解とまでは行かぬもののお互いに立場を弁明するやりとりを交わしはしたのですが、やっと彼の主張していたこともごもっともだと思えるようになりました。いいライヴを提供するためには、例え自分が不利な状況に追い込まれても、相手の言い分を尊重することは必要なのです。

来年はとにかく記念碑的なことをやりたいわけですが、完全に壊れてもいいという覚悟で臨むことに決めました。だから、そんなやる気をスポイルするような犯罪行為だけは、とにかくやめてくれなきゃ困ります。以上、正式スタートを前にしたFine Vacation Companyからの提言でした。

2000年代音盤回顧 その2

2000年代、年度別音盤ベスト10の第2回です。改めて考え直した結果、初出年度より後にその存在に気付き愛聴した作品は、初出年度のランクに含めるべきであるという結論に達し、2002年度の内一作を入れ替えたことをご了承下さい。厳密に言えば、2004年『スマイル』に次いで聴いたと思われる、Asano氏のオルガン&リコーダー組曲です。もっとも、2006年になってそれを生で聴いた時の衝撃はさらに大きかったのですが.....

2003年
1. 星井七瀬/恋愛15シミュレーション [single] (Petit Virgin)
2. ウィーン/ケベック (Sanctuary)
3. V.A./IMPOSSIBLE BUT TRUE: THE KIM FOWLEY STORY (Ace)
4. RYTHEM/ハルモニア [single] (SMEJ Associated)
5. NOVO/novo complete (King)
6. 南天夢譚/ジャック・タチの優しい夜 (南天レーベル)
7. 二階堂和美/また おとしましたよ (Poet Portraits)
8. みずたにあきこ/お茶犬のうた [single] (Universal)
9. 上海太郎舞踏公司B/聴くな。Bravissimo 1 (Universal)
10. V.A./株式会社NAVレコード ヒストリー1〜3 [3 Box Sets] (Pony Canyon)


我がネタ哲学を凍結させたと言っても過言ではないあの曲の到来です。シングル、アルバムだけではなく、後に出たコンピ盤までCCCDで、この曲がCD-DAで出たことは一度もないのですが、幸い音楽配信という選択肢が加わったため、今ならためらいなく選出候補作にできます。その曲の発売まで続いたネタシンドロームに関しては、ここに記した通りですが、今となっては2002年ネタ程の充実度をあまり感じません。そして、洋楽新譜はやはり低調でした。

2004年
1. ブライアン・ウィルソン/スマイル (Nonesuch)
2. プリンス/ミュージコロジー (NPG)
3. V.A./Come to the Sunshine: Soft Pop Nuggets From The WEA Vaults (Rhino Handmade)
4. V.A./Garage Beat '66 (1) Like What, Me Worry?! (Sundazed)
5. 折笠富美子/Lune (Rondo Robe)
6. トム・アルドリーノ/ブレイン・ロック (bumblebee)
7. ペニー・アーケイド/Not The Freeze (Sundazed)
8. デイヴィ・アラン&ジ・アロウズ/Devil's Rumble (Sundazed)
9. かずみとまや/アミチエ (You)
10. RYTHEM/ウタタネ (SMEJ Associated)


とにかく『スマイル』に尽きた2004年。プリンスも会心作を出したし、再発界にもシングルコンピの嵐が吹き荒れた充実の一年でしたが、その一方では乙女ポップの尻尾を掴んだ年にもなりました。ネタシンドロームから導かれての声優・折笠さんの初オリジナル・アルバムや、RYTHEMのデビュー作も快曲揃いでしたが、一番聴いた女性ヴォーカル作品となると、事情によりここでは名を伏せざるを得ません。この作品集で乙女ポップ観が変わったと言えるのに.....

2005年
1. V.A./Cameo Parkway 1957~1967 [Box Set] (Abkco)
2. にかスープ&さやソース/イピヤー(ontonson)
3. M.I.A./Arular (Sony)
4. クリサリス/Definition (Rev-Ola)
5. V.A./昭和元禄トーキョーガレージ (全7社)
6. 一柳慧/オペラ横尾忠則を歌う [Box Set] (Bridge)
7. ザ・ローリング・ストーンズ/ア・ビガー・バン (Universal)
8. ニーハオ!/Gorgeous (TZADIK)
9. ASIAN BEAUTY/美しき無限無限無限ループ (CLAY)
10. toutou/星占いの歌 [single] (Sony)


CCCDシンドロームが最高潮に達し、年末ベスト・アルバム選の際は洋楽新譜部門を「棄権」することになった程でしたが、奇しくも2年後に訪れた空耳シンドロームが教えてくれたM.I.A.のファーストを、発売当時は素通りしてしまうことになるとは。まじで反省してます。ストーンズも発売元が代わりCCCDが駆逐されたため、晴れて選出してあげました。古巣のアブコも遂に重い腰を上げてカメオの秘宝を解放してくれたし、再発・発掘界も活発でしたが、個人的にはやはりかおりんとの出会いを凌ぐものはないと思っています。

2000年代音盤回顧 その1

自分のミックスを振り返ることに熱中しすぎて、肝心の「年間ベスト・アルバム」の類いを引っぱり出してくることを怠ってしまった....本来はそっちの方が重要なのに。というわけで、年末に選んだであろうベスト・アルバム選の記載されたファイルを探していたのだが、如何せん2002年のものまでは混沌とした保存状況で、どこにあるかよく解らない。
そんなわけで、今となっては読むのも辛い当時の日記や購入記をひっくり返しつつ、現在の視点から改めて、年度別アルバム・ベスト10を選んでみました。思い切ってシングルも含めてしまうという大胆な決断。まずは最初の3年分。30作計70枚(!!)

2000年
1. V.A./カルトGSBOX [Box Set] (Ultra Vybe)
2. ウィーン/ホワイト・ペッパー (Elektra)
3. 藤真利子/狂躁曲 (Chronicle)
4. V.A./60sビート・ガールズ・コレクション (Chronicle)
5. V.A./魅惑のムード秘宝館 [Box Set] (EMI Family Club)
6. ザ・フー/BBCセッションズ (Polydor)
7. 細野晴臣/Hosono Box 1969〜2000 [Box Set] (Daisyworld)
8. XTC/ワスプ・スター (Idea)
9. タンポポ/乙女 パスタに感動 [single] (Zetima)
10. V.A./Caroline Now! The Songs of Brian Wilson & The Beach Boys (Marina)


手前味噌ですみませんが、3と4はやはり外すわけにはいきません。この頃はとにかく、自分の探究心に市場がしっかり応えてくれていたという感じです。そして、その象徴となったのが、言うまでもなく「カルトGSボックス」。これが2000年代リイシューの模範にならねばいけなかったのに......

2001年
1. V.A./ナゲッツ2 4CDボックス [Box Set] (Rhino)
2. V.A./ムードコーラス・スペシャル〜秘密のカクテル〜 [Box Set] (EMI Family Club)
3. V.A./Acid Drops, Spacedust & Flying Saucers [Box Set] (Mojo)
4. V.A./アングラ・カーニバル (Chronicle)
5. ミレニウム/Magic Time (Sundazed)
6. 早瀬優香子/Love Your LIFE (Rock)
7. ポール・マッカートニー/ドライヴィング・レイン (EMI)
8. エレクトリック・ライト・オーケストラ/ZOOM (Sony)
9. 第五列/社長が出せって言えば出すから (Alchemy)
10. 二階堂和美/たねII (Lorca)


いろいろと複雑な出来事に見舞われた2001年でしたが、何と上位3組が全部BOXセットという恐ろしい事態になってしまいました。勿論、新譜もまともに聴いていたのですが、その後ポールに起こったことを考えると、当時良く聴いた「ドライヴィング・レイン」も今は空しく響きます。早瀬さんの1枚は、団結力が可能にした忘れられない作品。

2002年
1. プリンス/レインボウ・チルドレン (NPG)
2. 藤原彩代/おさい銭 [single] (Gauss)
3. 松田あゆみ、大竹勲/Koji Asano: Suite for Organ and Recorders No.1 "The Alien Power Plant" (Solstice)
4. V.A./はっぴいえんどかばあぼっくす [Box Set] (OZ)
5. ザ・フー/マイ・ジェネレーション (デラックス・エディション) (MCA)
6. 平山あや/来て来てあたしンち [single] (King)
7. ジョージ・ハリスン/ブレインウォッシュド (EMI)
8. ジェリーフィッシュ/ファンクラブ [Box Set] (Not Lame)
9. V.A./ケロヨン・ソングブック 〜木馬座レコードの世界〜 (VAP)
10. V.A./Nederbeat 63〜69 [Box Set] (Universal)


この頃からネタワールドが我が嗜好を蝕み始めます。その辺のまとめは当時書いた特集を参考にして頂くとして、この年に出たベックの「シー・チェンジ」は当時の自分の心情に近いものが感じられて、未だにまともに直面できないアルバム。傑作でありながら、その辺の事情で外れてしまったわけですが、一方で「あの箱」が選ばれたのは、精神面以上に哲学的な面で未だに学ぶことが多い一作だからに決まってます。

というわけで次回は2003年〜2005年の巻を予定。
プロフィール

丸芽 志悟 (Mull-me, shigo)

Author:丸芽 志悟 (Mull-me, shigo)
2010年Fine Vacation Company始動に向け、いよいよ助走期間に突入します。活動状況等々、このブログにて随時報告していきたいと思います。

ブログ内検索
最近の記事
カテゴリー
月別アーカイブ
最近のコメント
最近のトラックバック
リンク
twitter表示プラグイン
last.fm

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブロとも一覧

■ ブログ名:おもログ〜ぱじゃまではんせいかい〜
RSSフィード
FC2カウンター
By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ